ハリアーが前代未聞の「納車キャンセル」という異常事態! 契約者への対応はどうなる? (1/2ページ)

ハリアーが前代未聞の「納車キャンセル」という異常事態! 契約者への対応はどうなる?

この記事をまとめると

■ハリアーの納車がキャンセルとなった

■最大の理由は半導体不足

■契約者への対応について解説する

キャンセルとなったのは大型ディスプレイナビ採用グレード

 いま話題になっているのが、ハリアーのキャンセル。キャンセルというと、一般的にはオーダーしたのにやっぱりいらないなどという、ユーザー都合がほとんどだが、今回はメーカーによるもの。業販ではあったかもしれないし、東日本大震災時に生産が滞ったときにもこのような話はあったが、公になったのは日本自動車史上、初めてかもしれない。

 すでにさまざまなところで情報が出ているので、細かいところまでは紹介しないが、メーカー都合のキャンセルに至った経緯としては次のとおりとなる。まず大前提にあるのは、半導体を中心とした部品の不足。そんなのちょっと前から続いていることだろう、と思うが、2022年春に起こった上海のロックダウンの影響が大きかったとメーカー担当者は口を揃える。

 中国生産の部品が出荷されなくなったことで、それまでの滞りに輪がかかり、今や生産ラインがときどきながら止まる事態になってしまった。複数のメーカー関係者が「部品をかき集めたから、これだけクルマを作れるぞ」という、自転車操業な状態だと言うほど。

【関連記事】ランクル300は異例ずくめ! 超長期納車待ちに「厳しい購入審査」が存在した

トヨタ・ハリアーのフロントスタイリング画像はこちら

 もちろん半導体不足は最大の問題。実際、今回のキャンセルとなったはハリアーの全グレードではなく、12.3インチの大型ディスプレイナビを採用しているグレードのみで、上位が中心となる。アルファードなどにも及ぶのではないかと言われているのは、同様のナビを採用しているからだ。さらにハリアーは、一部改良にもかかってしまったことと、2022年9月の騒音規制も関係するなど複雑だ。

 というのが経緯だが、気になるのは客はどうなるのか? ということ。当然「キャンセルさせてください、すみません。で、どうします?」となる。ただ、ここでしょうがないですよ、とすんなり引くわけもなく、欲しいから頼んでいたわけで、なにかしらのフォローが必要になる。ちなみに価格については一部改良後は高くなるとされるから問題は複雑だ。

画像ギャラリー


新着情報