ハリアーが前代未聞の「納車キャンセル」という異常事態! 契約者への対応はどうなる? (2/2ページ)

改めて契約を結び直すのが基本

 もういらないし、補填などもいらないというユーザーは別として、ディーラーに聞くと、まず「改めて契約を結び直す」のが基本となる。その際の問題が一部改良のアップ分で、仕方がないということで通常の商談で契約する場合に加えて、アップ分を負担するというディーラーもあるようだ。納期に関しても列に並び直すことになるので、これ以上の負担をお願いするのは無理。負担も致し方ないという意見があった。まぁ、当然だろう。

 そしてもうひとつあるのが「ハリアー以外にする」というリクエストだ。トヨタ以外に行ってしまえば話が白紙なのは当然なので別として、気になるのはトヨタ車の場合。これも「お詫びを含めて値引きするしかない」という声が多かった。ただ、昨今は値引きに対して渋い状態が続いているので、大幅に安くしてもらえることは期待できないかもしれない。

【関連記事】ランクル300は異例ずくめ! 超長期納車待ちに「厳しい購入審査」が存在した

トヨタ・ハリアーのリヤスタイリング画像はこちら

 ちなみに深刻なのはバイクで、2022年10月の排ガス規制をパスできず、消滅する車種が多く発生。クルマ同様に生産が滞りまくっているうえに、後継車がすぐにはないため、単純にキャンセルするしかないという状況になっている。原稿執筆時にはまだ3カ月ほどあるので、生産ペースアップに期待するという声がディーラーでは多いが、「今のペースを考えるとダメだろう」というあきらめムードも。バイクは趣味性が高いため、その車種へのこだわりは強く、「断るのは胃が痛い」というディーラーマンもいた。さらに中古車で補填するにしても、クルマ以上の高騰&タマ不足のため、それも難しい。結局は「他の新車を大幅値引きで販売して穴埋めするしかない」が、新車はいらないという場合はどうするかは未定で、「代金を返すだけとは何事だ! 補償金も出せ」と言われるのが怖いと戦々恐々だった。

 クルマの場合はハリアーだけにとどまればいいが、今後どうなるのかは不透明で誰もわからないのが正直なところ。動向には注目していきたい。

名前:
近藤暁史
肩書き:
-
現在の愛車:
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味:
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人:
遠藤ミチロウ、岡江久美子

画像ギャラリー


新着情報