乗り心地がよくなってユーザーインターフェースの操作性も向上! レクサスLSが一部改良でさらにいいクルマになった (2/2ページ)

車両の周囲を確認できる透過機能で安全運転を支援

 新たなオプション装備として、2021年に特別仕様車「HIDEKI MATSUYAMA エディション」に設定された20インチのノイズリダクションアルミホイールとランフラットタイヤのセットが追加されているのも見逃せない。

 安全装備では、パノラミックビューモニターにより、ボディやシートを透かして見たようなシースルービュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューなどを利用して運転席から目視しにくい車両の周囲の状況をリアルタイムで確認できるようになった。さらに、床下透過表示機能も備えており、車両直下及びタイヤ付近のアンダーフロア映像を表示して駐車やすり抜けを支援する。

 また、高度運転支援技術「レクサス アドバンスドドライブ」搭載モデルについては、その性能を向上させ、周辺車両への配慮として、隣接する車線を走行している車両の死角領域を走行し続けないように減速制御する機能を追加。自車が他車に与える圧迫感を軽減し、安全な走りをするように改良された。また、合流地点を低速走行する際や、前方車両へ接近した場合に、ドライバーへ周囲の車両への注意を促すディスプレイ表示とブザーを出す機能を追加したことで、ドライバーとシステムの円滑なコミュニケーションを実現。より安心してシステムを利用することができるようになっている。

 価格は、ガソリンモデルのLS500が1078万〜1585万円、ハイブリッドモデルのLS500hが1226万〜1735万円。

 シャシーとサスペンションのチューニングでレクサスに相応しい走りを実現し、最新システムの採用で最高峰の安全性と快適性を持つクルマとなったLS。今回の一部改良によりLSは、レクサスのフラッグシップセダンとしてさらに進化を果たした。


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