長期放置はクルマがボロに……愛車を長期間動かせないなら「事前」やっておくべきこと (2/2ページ)

ガソリンは半年ぐらいで劣化する

バッテリーの端子を外す

 自己放電やリークなどによるトラブルを防止するために、バッテリーのマイナス端子は外しておくのがベター。バッテリー本体をクルマから外して保管するのもひとつの手(クルマが軽くなる)。

ガソリンの劣化防止

 ガソリンは半年ぐらいで使い切らないと劣化して異臭を放つようになってくる。したがって、長期保管をする前に、できるだけガソリンは使いきってしまった方がいい。その上で、市販のガソリン劣化防止剤などを燃料タンクに入れておこう。

油脂の交換

 エンジンオイルなどのオイル類も時間の経過とともに酸化して性能が低下していく。長期保管の前に油脂類は交換しておくと安心だ。

パーキングブレーキは戻しておく

 パーキングブレーキをかけたままにしておくと、ブレーキが固着し、動かそうと思ったときにパーキングブレーキが解除できなくなる可能性がある。長期保管時は、パーキングブレーキを使わずに、MT車なら1速かRにギヤを入れておき、AT車ならPレンジと輪止めで止めるようにしよう。

最後に洗車

 しばらく愛車に乗れないときは、愛情を込めて洗車して、しっかりワックスやコーティングをかけておこう。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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