300万円以下の超戦略的プライスでバカ売れ必至!? ホンダ ZR-Vの発売が2023年4月21日に決定 (2/2ページ)

パワートレインや走行モードに初搭載技術がてんこ盛り

 パワートレインはガソリンとハイブリッドの2種類を用意。1.5リッター直4VTECターボエンジン+CVTと、2リッター直4エンジン+2モーター内蔵電気式CVTの「スポーツe:HEV」をホンダのSUVとして初搭載。

 両モデルにリアルタイムAWDを設定したことで、前後駆動力配分を最適化。タイヤがしっかりと路面を捉える安心感のある走りを実現した。

 ドライブモードには、「ECONモード」「ノーマルモード」「スポーツモード」の3つに加えて、ホンダの国内向けSUV初搭載の「スノーモード」を加えた4つのモードを用意。それぞれのモードに応じた制御で安心・安全なドライブを提供してくれる。

 特に「スノーモード」では、アクセルの踏み込みに対する駆動力を抑えることで雪道などの滑りやすい路面でのスムースな発進と加速をサポートしてくれる。

 安全装備も充実しており、最新世代の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載。約100度の有効水平画角を持つ広角カメラと高速画像処理チップから成るフロントワイドビューカメラは対象物の検知精度を高め、前後バンパーに4カ所ずつ設けたソナーセンサーは近距離の外壁やガラスなどを高い精度で検知。踏み間違いなどの誤発進抑制や衝突回避に貢献する。

 さらに、リヤバンパーに内蔵されたレーダーが車両の後側方25m以内に接近する車両を検知して、ドアミラーのインジゲーターで斜め後ろにいるクルマの存在を知らせるブラインドスポットインフォメーションを標準装備した。

 ボディカラーは新色のプレミアムクリスタルガーネット・メタリックとノルディックフォレスト・パールのふたつを加えた合計7色が設定される。

 ホンダ ZR-Vの価格はガソリンモデルが294万9100〜376万8600円、ハイブリッドモデルが329万8900〜411万9500円。FFのガソリンモデルを300万円以下で設定するなど、かなり戦略的な価格となった。

 日本に導入されることがアナウンスされてから約4ヶ月半が経過し、ようやく正式な発売日が発表されたZR-V。実際に発売されるのはまだ5ヶ月も先になるが、その戦略的なプライスも合わせると待つだけの甲斐が十分にありそうなホンダ期待の1台となっている。


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