思わず「ビッグボス!」と呼びたくなる!? 上司に乗ってほしいクルマ&乗ってほしくないクルマ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■上司に乗ってほしいクルマについて考えてみた

■器の大きさや経済力が感じられるクルマが理想

■いくつかのカテゴリーを挙げて解説する

いい上司にふさわしいクルマを考えてみた

「上司に乗ってほしいクルマ」について考えるのであれば、まずは「理想の上司とは何か?」から考えなければならない。

 といっても職種等によって「理想の上司像」というのはいろいろ細かく変わるはずであるため、一概には言えないのだが、共通するのは「器(うつわ)のデカさ」であろう。

 若手に対しては「何があってもケツ(責任)はオレが拭くから(取るから)、お前は存分にチャレンジしてみろ!」と言い切ることができ、そして言うだけでなく、実際に苦労してケツを拭いてくれる上司。そしてそんな苦労が陰であったとしても、部下たちにはおくびにも出さない上司。……思わずホレてしまうほどの“器”である。

 その逆の「ケツの穴が小さい上司」については、まぁ想像もしたくないし、思い出したくもないわけだが、実際にはけっこういるものである。

 そして「まあまあカネを持っていること」というのも、上司としては非常に重要なポイントだ。

 転職が当たり前にもなった昨今は一概にそうとも言えないのだが、それでも基本的には「上司≒未来の自分」ではある。

 そんな“未来の自分”から、昼休みなどに「……いやちょっと今いろいろ苦しくてね、ウチのクルマは総額12万円で買った10年落ちの日産ピノなんだ」などと言われた日には、即座にリクルートダイレクトスカウトなどに登録したくなる。

 ここまでの話を整理すると、理想の上司とは「器のデカさと経済力を併せ持った人物」ということになる。

 であるならば「上司に乗ってほしいクルマ」とは自動的に、下記のようなものとなるだろう。

上司に乗ってほしいクルマ|カテゴリー1
「メルセデス・ベンツ Gクラス、ランドローバー・ディフェンダー、トヨタ・ランドクルーザーなどの大型高級SUV」

「Gクラスやランクルに乗ってる人=器がデカい人」という等式は必ずしも成り立つわけではないが、デカくて頑丈そうなクルマは、その逆のクルマよりは一般的に「器のデカさ」を連想させやすいものである。

 そしてこれらの大型高級SUVは、もしもそれが新車または高年式中古車であった場合は、かなりのカネを出さないと買えないものでもある。残価設定ローンを駆使している可能性もあるが、基本的には「経済力の証」なのだ。

 新しい世代のメルセデス・ベンツ Gクラスは若干チャラい印象も与えかねないが、いずれにせよこの種のSUVに乗っている上司の下に配属されたならば、積極的に「ボス! よろしくお願いいたします!」と言ってしまいそうだ。もしかしたら「ビッグボス!」とすら呼んでしまうかもしれない。


伊達軍曹 DATE GUNSO

自動車ライター

愛車
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絵画制作
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町田 康

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