ラリージャパンの足もとを支えた「ピレリ」! 持ち込む本数も技術力も想像の斜め上だった (1/2ページ)

ラリージャパンの足もとを支えた「ピレリ」! 持ち込む本数も技術力も想像の斜め上だった

この記事をまとめると

■15年ぶりに日本でWRCが開催された

■WRCは世界最高峰のラリー

■現在タイヤはイタリアのピレリがワンメイク供給している

ラリージャパンは愛知県を中心に開催されて地元トヨタも活躍

 世界ラリー選手権(WRC)が15年ぶりに日本で開催されました。WRCはかつてスバルと三菱が参戦し熱い戦いを繰り広げていたラリーの最高峰です。過去にはスバルと三菱のほか、トヨタ、日産、スズキ、ダイハツ、マツダ、いすゞも参戦していました。

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 2017年からはトヨタがヤリスWRCでWRCに復帰を果たし、2018年、2021年にマニファクチャラーチャンピオンに輝き、ドライバー部門では2019年から3年連続でトヨタドライバーがドライバーズチャンピオンを獲得と、WRCシーンではすでにトヨタは最強のマニファクチャラーとして世界に勇名を轟かせています。

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 そんな今年2022シーズン、ついにWRCに日本ラウンド=ラリージャパンが復活しました。場所はトヨタのお膝元である愛知県豊田市の豊田スタジアムを拠点に、愛知県と岐阜県の山岳エリアを使ったターマック(舗装路)ステージ。

 しかも、WRCのトップカテゴリーであるrally1にレギュラー参戦を果たしている日本人ドライバー勝田貴元選手が3位入賞の快挙を達成。WRCファンならずとも勝田選手の活躍に沸き立ちました。

 ちなみに結果は、トヨタが2022年シーズンの2年連続6度目(GRヤリスで3度目)のマニファクチャラーズチャンピオンを決めています。ラリージャパンのリザルトは、1位がヒョンデのティエリー・ニュービル選手、2位ヒョンデ、オット・タナック選手、3位トヨタ、勝田貴元選手でした。

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 さて、そんなWRCですが、ここではWRCに装着されているラリータイヤにフォーカスを当て、いまどんなタイヤが使われているのかリポートしてみたいと思います。

 2021年シーズンからWRCのトップカテゴリーとなるrally1、rally2と呼ばれる上位カテゴリーでピレリが公式サプライヤーとなりコントロールタイヤを供給しています。

■タイヤは何本用意しているの?

 ピレリはラリージャパンのrally1用に710本、他の4WDカテゴリー(rally2、rally3)向けに640本のタイヤを用意しています。モータースポーツ用タイヤを製造しているピレリのタイヤ工場はルーマニアとトルコにあり、ルーマニアがF1、トルコがWRCおよびGTを製造しています。ラリージャパン用として7月に製造し船積みしたそうです。

 タイヤの内訳は、Rally1はレギュレーションで1台につきシェイクダウン用の4本を含め26本までと決められています。1チームにつき、ハードコンパウンドのP Zero RA WRC HA28本、ソフトコンパウンドのP Zero RA WRCSA22本、ハードウエット用にチンチュラートRWB12本が用意されています。

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 Rally2、rally3用には、ソフトコンパウンドのP Zero RA7+とP ZeroRA+Bを26本、ハードコンパウンドのP Zero RA5を20本、ハードウエット用としてチンチュラートRWBとチンチュラートRW1が12本供給されました。

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