クルマを何台売っても評価されない! 納期遅延で疲弊しきる「新車販売スタッフ」のリアル (1/2ページ)

この記事をまとめると

■新車の深刻な納期遅延が続いている

■ディーラーで働く人たちの疲弊が目立つ

■理不尽な状況に置かれているケースがあるようだ

セールスマンの販売実績は登録台数でカウントされる

 新車の深刻な納期遅延は依然として収束の気配すら感じない状況が続いている。最近の傾向としては、ある程度半導体など不足気味の部品が確保できてから正式発売する傾向があるので、初期生産分として用意された車両に購入希望車があり、うまく配車されれば、それほど納車までは待たなくても済むようになっているようだ。しかし初期生産分はそれほど多くなく、たいがいは発売直後に注文を入れれば、納車まで長いこと待つことになる。買う側としては、深刻な納期遅延というものはいまに始まったものではなく、それについては承知しているので、あとはそこまで待ってでも購入するのか否かを判断することになるだけともいえるのだが、売る側はそれほど抱える問題は単純ではないようだ。

 ディーラーや店舗、セールスマンが販売実績としてカウントできるのは「何台売ったか」ではなく、「何台登録(軽自動車は届け出)できたか」であるのが大原則で、売った新車の多くがいつ納車になるのかわからない現状でも、それは多くのディーラーで変わらないようだ。

 そのような状況なので、即納可能なディーラー在庫車などほとんどないのに、直近ならば、2022暦年締めでのノルマ達成についてディーラー本社などから、各店舗やセールスマンへプレッシャーをかけられるとのこと。「年内にできるだけ登録をかけろとセールスマンにハッパをディーラー本部がかけているとの話を聞きます。プレッシャーをかけたところで、すぐに納車できるクルマはほぼないのですからセールスマンは動きようもなく気の毒に思えます」とは事情通。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報