ラパンだけじゃない! 2023年の「うさぎ」年にちなんでクルマ業界の「うさぎ」を探してみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■2023年の干支「うさぎ」にまつわるクルマ関係の物を紹介

■スバルはかつて二輪車を手掛けていた

■100年以上前の日本に「兎」に関係する自動車メーカーが存在していた

2023年の干支「うさぎ」に関する乗り物たち

 2023年の干支はうさぎ。ということで、今回はうさぎにまつわる乗り物をご紹介したいと思う。なお、うさぎにまつわる乗り物といっても実際のうさぎを運搬するようなクルマのことではないので悪しからず。

スズキ・アルトラパン

 現在販売されているクルマのなかで、うさぎと聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのがスズキのアルトラパンだろう。そもそもラパンとはフランス語でうさぎを意味しており、エンブレムにもうさぎのマークをあしらうほどのこだわりっぷりとなっている。

 このうさぎのアイコンはさまざまな部分に散りばめられており、現行型を例にとると、メーターパネル内や前後ランプの内側といったわかりやすい部分はもちろん、ドアパネルの内側やセンターピラー部、リヤゲートを開けた隙間部分、リヤウインドウの熱線部分など、いろいろな場所にうさぎのアイコンが隠されているのである。

フォルクスワーゲン・ゴルフ

 フォルクスワーゲンの代表的な車種のひとつであるゴルフ。現在は8世代目が絶賛販売中であり、一見するとうさぎとの関係性は皆無にも思えるだろう。しかし、じつはこのゴルフ、北米地域では初代と5代目モデルが「ラビット」という車名で販売されていたのである。

 そもそもゴルフという車名はスポーツのゴルフが由来ではなく、入り江や湾岸、港などを意味するドイツ語が由来と言われているが、ドイツ語の綴りはスポーツのゴルフと同じく「GOLF」となるため、混同されることを懸念してラビットという名前にしたということらしい。

 小さいながら機敏に走るゴルフにラビットと名前を付けるのはさすがのセンスと関心してしまうが、結局現在はグローバルネームのゴルフに統一されてしまっているのはやや残念な気もしてしまう。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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