ポルシェ911は永遠の憧れ! 最後のオデッセイも……【あのとき買っておけばと後悔しているクルマ 青山尚暉編】 (2/2ページ)

やっぱりポルシェは永遠の憧れ!

 若いころから、いつかは乗りたいスポーツカーとして挙げられるのがポルシェ911。それも、何度も試乗し、試乗記を書き、ロングドライブも経験した1989年からの964型である。空冷であることはもちろん、とにかく自身にとってジャストサイズの911だったのだ。

 なにしろ全長4245mm〜、全幅1660mm〜! まさにRRのスポーツカーを手足のように操ることができ、当時、山道を走る快感に酔ったものだ。964型は四駆、ティプトロニックを取り入れたハイテク化が始まった世代でもある。しかし、いまでは964も希少なネオクラシックカーとして価格高騰。最終1993年式のカレラ2 ティプトロニックで1600万円オーバーなのである(泣)。持っていたとしても維持は大変だろうが、永遠の「いつかは乗りたい、いや、いつかは乗りたかったスポーツカー」の1台である。

 ところで、いま、所有しているVWゴルフ7ヴァリアントを、2代目ホンダ・オデッセイ アブソルートV6から乗り換えたのだが、当時は大型犬のラブラドールレトリーバー1頭。その後、小型犬のジャックラッセルがやってきて犬2頭との暮らしになったのだが、大型犬ならヴァリアントのラゲッジルームに乗せることもあったものの、いまはジャックラッセルとキャバリアの小型犬、中型犬の2頭との暮らし。

 どちらもラゲッジルームに乗せるわけにはいかず、家族3人+2頭(どちらもドッグベッド乗車)ともなると、ゴルフヴァリアントでも手狭になってしまった。そこで思うのは、いまでは生産終了となった5代目ホンダ・オデッセイがあれば……ということ。

 オデッセイ初の両側パワースライドドアが備わり、走りはもちろん定評あり。愛犬を2/3列目席に乗せることができるから、よりゆったり、快適に家族、愛犬とドライブすることができる。その最終型は文句のない仕上がりで、そのころは小型犬のジャックラッセル1頭だったから候補に挙がらなかったものの、いまでは手に入れておけばよかったかも……なんてつくづく思う今日この頃である。


青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
趣味
スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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