あなたのお好みはカラードバンパー? それともブラックバンパー? 日本だけに設定された特別なモデルを用意して新型ルノー・カングーを発売 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■ルノーが新型カングーの日本発売を発表した

■カラードバンパーの「インテンス」とブラックバンパーの「クレアティフ」を用意

■先代モデル比+210mmの全長により室内空間を拡大して機能性を向上

日本仕様だけに用意されたブラックバンパー+観音開きバックドア

 2022年に過去最高となる8615台を販売したルノー。欧州で売れに売れているブランドだけに、日本でもルノーがフランスブランドナンバーワンの販売台数を記録したと聞いても驚きは少ない。しかし、この8615台という販売台数のなかに、ほとんどカングーが含まれていないという事実にはちょっと驚かされる。そう、すでに2022年には、先代カングーは販売を終了しており、いまだ新型の導入が果たされていなかったのだ。

 そしてついに、ルノー・ジャポンにとってもルノーファンにとっても待ちに待った日がやってきた。新型カングーの日本発売が発表されたのだ。

 新型カングーは、歴代モデル同様に広大な室内空間と豊富なユーティリティ、そしてひと目でカングーとわかるユニークなスタイリングを継承している。そのなかでも、日本仕様ならではのトピックスといえば、カラードバンパー仕様の「インテンス」に加え、ブラックバンパー仕様の「クレアティフ」が設定されたことだろう。この「クレアティフ」は、日本のカングーファンがカングーに抱くイメージを、ルノー・ジャポンが本国に伝えることで特別に完成させたグレードであり、カングーのアイコンである観音開きのバックドアとブラックバンパーの組み合わせを乗用車として選べるのは、世界中で唯一日本だけとなっている。

 そのほか、新型では全長が先代モデル比+210mm延長されており、これによって室内空間も拡大。荷室容量は+115リッター拡大された775リッターとなった。さらに、リヤシートを倒せば2800リッターの空間が現れ、これまで以上に多くの荷物を積むことが可能になっている。

 搭載エンジンには、1.3リッター直4ガソリンターボと1.5リッター直4ディーゼルターボの2種類を用意。どちらのエンジンにも高効率な電子制御7速ATが組み合わされる。


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