新車なのにこの安さ! ジャーナリストが選ぶ200万円前後の「楽しさヤバめ」のクルマ4選 (2/2ページ)

軽自動車にも魅力的な車種がたくさん!

ダイハツ・コペン ローブ(188万8700円/5速MT)

 今はS660が販売を終了して、コペンが軽自動車で唯一の2ドアクーペになった。低重心のボディとターボエンジンの相乗効果により、適度に機敏な走りを楽しめる。

 また、ロードスターRFのような電動開閉式ハードトップも備えている。手軽に爽快なオープンドライブができるから、買い物などの日常的な移動がとても楽しくなる。

 多忙な人にもピッタリだ。遠方までドライブに出かける機会はなかなか持てない人でも、コペンがあれば、街中のちょっとした走りで気分をリフレッシュできる。

スズキ・ジムニー XC(155万5400円/5速MT)

 楽しいクルマの極めつけはジムニーだ。今はSUVが増えたが、ジムニーは素性が違う。1970年に初代モデルを発売して以来、純粋な悪路向けの4WDとして進化してきた。

 そのために今でもラダー(梯型の)フレームに、エンジン、サスペンション、ボディなどを架装している。駆動力を高める副変速機も備わり、悪路走破力は抜群だ。日本で購入可能なSUVのなかでは、小型車版のジムニーシエラと並んで、悪路走破力がもっとも優れている。

 実際にジムニーの悪路走破力が試される場面は少ないが、その底力は、常にドライバーに伝わって安心感を高める。本物のSUVを持つことのプライドも満足させてくれる。


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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