ロールスロイスのSUVカリナンとは? ゴーストやファントムとの違いについても解説 (2/2ページ)

オフロードにおいても魔法の絨毯のような乗り心地

オフロードボタンでどんな道も快適

 SUVブームに乗るべくロールスロイスがカリナンをデビューさせたと思うなかれ。どんな地形でも走破すべく、“プレミアムな”悪路走破性を備えています。

 強烈なパワーとトルクを電子制御式フルタイム4WDで路面に伝えて優秀な悪路走破性を実現しているのですが、それに貢献しているのがオフロードモード。

 ボタンひとつで悪路に適した走行モードへ切り替わり、悪路走破性が大きく向上。40mm上昇可能なエアサスペンションの車高調整なども含め、オフロードにおいても魔法の絨毯のような乗り心地まで備えました。

豪華な内装と室内空間

 世の中に数あるプレミアムSUVのなかでもカリナンはとくに豪華なインテリアを有しています。

 上質なレザーやウッドパネルなどロールスロイスらしい上質な素材がこれでもかと配され、白を貴重とするシートレザーにあうコーディネートが施されています。

 とくに2名がけのセパレートシートはロールスロイス製のグラスやクーラーボックスを収納したキャビネット式センターコンソールを装備するなど豪華絢爛。

 3人がけベンチシートはロールスロイス初となる折りたたみ機構が備わり、ボタンひとつでシートがローディング。ラゲッジ・コンパートメントのフロアが持ち上がることで段差がないラゲッジフロアが現れます。

ロールスロイス「カリナン」の内装カスタムについて

 カリナンは他のモデル同様、オーナーの好みに合わせ内装をカスタムすることが可能です。

 ロールスロイスがオーダースーツ同様、ビスポースと呼ぶオーナー向けパーソナルライズは好みに合わせカスタマイズしていく特別注文。この世に1台しかないオーナーだけのカリナンを製作していくものです。

 ビスポークによるカスタムは内装のみならずエクステリアなど車体全体のカスタマイズが可能でカラーや素材、装備品など多岐にわたり特別な一台に仕立ててくれます。

他の人気モデルとの違い

ゴースト

 ロールスロイスが販売するファントムより一回り小さいボディを採用したラグジュアリーセダン。初代は2010年から販売を開始し、現行モデルは2020年に登場した2代目となります。

 11年ぶりとなるフルモデルチェンジで登場した2代目は初代同様、どこから見てもロールスロイスのモデルだとわかるスタイリングを採用。ただ、初代と比べて威圧感が薄まったフロントグリルなど豪華さをおさえて(同社比)スタイリッシュなフォルムへと変貌しました。

 ちなみにそのグリルにはLEDライトが装着されており、グリル全体がライトアップされる仕組みとなっています。

 プラットフォームは初代から刷新されて、カリナン同様にアルミスペースフレーム形式を採用。パワーユニットもカリナン同様、6.7リッターV12気筒エンジンが搭載されます。

ファントム

 ロールスロイスは大型セダン、シルヴァーゴーストの後継モデルとして1925年にデビューさせたがファントムです。

 同車はモデルチェンジを繰り返していき、BMWがロールスロイス社を買収した2003年以降も販売を継続。現在は8代目となるファントムVIIIがラインアップされています。

 2018年から国内販売を開始したファントムVIIIはカリナンと同様に、アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリーと名付けられたオールアルミ製プラットフォームを採用。先代から剛性を30%高めているのが特徴です。

 ロールスロイスの基幹モデルとなるファントムVIIIは乗り心地や快適性、静粛性なども先代からさらに向上。最新世代のセルフレベリング・エアサスペンションにより、歴代モデル同様“魔法の絨毯”と評される乗り心地はとくに高められました。

ロールスロイス「カリナン」の価格

 気になるカリナンの車両価格は4258万円。若い顧客をターゲットにしたスポーツグレード「ブラックバッジ」が4530万円となっています。

 ただ、ロールスロイスはカリナンをはじめ他のモデルも販売店に向かいすぐ手元に届くわけではありません。そのため、中古相場が新車価格より高くなっているのも大きな特徴といえるでしょう。

まとめ

 さすがというかロールスロイスが手掛けたSUVのカリナンは只者ではないことがわかりました。

 ロールスロイスがラインアップするモデルはプレミアム中のプレミアムカー。SUVのカリナンもゴーストやファントムに負けず劣らず特別な資質を備えたプレミアムSUVです。


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