「最高速が334km/h」で世界最速セダンを謳うマセラティ・ギブリが登場! 「それってホントか?」ライバルの国産セダン3台と比べてみた (1/2ページ)

この記事をまとめると

■マセラティが最後のV8エンジン搭載車となる「ギブリ334ウルティマ」を発表

■最高速「334km/h」を記録し、世界最速セダンと呼ばれるパフォーマンスを披露した

■日本車のなかでこのギブリ相手に戦えるパフォーマンスを持つであろうクルマを探してみた

世界最速のセダン相手に立ち向かえる国産車を探してみた

 7月にイギリスで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、マセラティが最後のV8エンジン搭載車となる「ギブリ334ウルティマ」を発表した。

 334という数字は最高速に由来するもの。334km/hの性能を持つ世界最速セダンとしてハイパフォーマンスモデルを好む富裕層から注目を集めている。

 たしかに最高出力580馬力を誇るV8ツインターボという心臓部は、セダンのそれとしては圧倒的なもので、世界最速セダンであることに異論はない……と思いきや、国産ファンからはどうやら「世界最速セダンとして認められない」という声も上がっているという。

 とはいえ、国産スポーツセダンの現行ラインアップを眺めてみると、ギブリの世界最速セダンは揺るがないように思える。

 なお、現在の国産セダンでもっともハイパフォーマンスといえるのは、8月に発表されたばかりの日産スカイラインNISMOだろう。レース用エンジンの知見を活かしたというV6ツインターボの最高出力は420馬力を発揮する。それでもギブリとの差は160馬力もある。とても勝負にはならない……というのが冷静な見方だろう。

 それでも国産セダンにも勝負権があると主張するのは、チューニングベースとしての可能性を前提としているのだろう。たしかにスカイラインNISMOや400Rが積む「VR30DDTT」は純正タービンのままでも500馬力オーバーを狙えるポテンシャルがあることは知られている。

 チューニングという行為は安全マージンを削り、耐久性を犠牲にする部分もあるので、自動車メーカーが量産している状態を比べるのはフェアではないが、それでもスカイラインを550馬力程度までチューンアップして、空力や駆動系まで手を入れればマセラティ・ギブリと最高速においていい勝負ができるかもしれない。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

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