スバル&三菱ファンは諦めるしかないのか? トヨタもホンダも日産もMTターボスポーツを作ってるのに「ランエボ」「WRX STI」が復活しないワケ (1/2ページ)

この記事をまとめると

■かつての日本メーカーには数多くのスポーツカーが存在していた

■いまでもトヨタ・日産・ホンダはターボのスポーツカーを生産している

■一世を風靡したランエボやWRX STIが復活する目はないのかを考えてみた

スポーツカーはブランドの技術力をアピールする花形だった

 クルマに求める性能において、スポーツ性にプライオリティが高かった時代は大小のスポーツモデルが各メーカーから生まれていた。各ブランドに複数のスポーツカーが存在しており、同門&ライバルメーカーと切磋琢磨することで商品力を高めていた時代は、たしかにあった。

 しかし、ミニバンのようなパッケージングが市場の主流となり、はたまたクロスオーバーSUVのようなキャラクターが人気となっていくなかで、スポーツカーは減っていった。とくに環境性能や安全性能が重視されるトレンドにおいて、スポーツカーというのは真逆のイメージがあり、ごく一部の熱狂的ファンが求めるニッチ製品になっていった。

 それでも、トヨタGR86/スバルBRZ、マツダ・ロードスターのような自然吸気エンジンのFRスポーツカーは進化を続けているし、トヨタGRヤリス/GRカローラ、ホンダ・シビックタイプR、日産フェアレディZなどパワフルなターボエンジンを積む国産スポーツカーはしっかりと存在感を示している。

 とはいえ、ターボのスポーツカーとして一世を風靡した三菱ランサーエボリューション、スバルWRX STIといったシリーズが途絶えてしまっているのは残念。これらに復活してほしいという声は一定数あり、けっして市場が退場を求めたいわけではない。

 では、ランサーエボリューションとWRX STIに復活の目はあるのだろうか。

 そもそもランサーエボリューション、WRX STIともにWRC(世界ラリー選手権)に参加するためのホモロゲーションモデルとして生まれている。三菱とスバルともにWRCと距離を置いてしまっている状況において、ブランディングの点からも復活させる意義はないといえる。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
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モトブログを作ること
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