細部のつくり込みでカッコいい軽を実現! 「デイズ ハイウェイスター アーバンクロム」には唯一無二の個性が光る

水光のように輝くホイールに心酔

 2023年9月、軽ハイトワゴンの日産デイズがマイナーチェンジを発表。デジタルVモーションの採用や軽自動車で初めて360°セーフティアシストを実現するなどさまざまなトピックがあるが、今回はハイウェイスター アーバンクロムに注目したい。

 ハイウェイスター アーバンクロムはクール&スタイリッシュをコンセプトにした特別仕様車。初めてデイズにハイウェイスター アーバンクロムが用意されたのは2020年で一度姿を消していたものの、今回のマイナーチェンジで復活を果たした。現在ハイウェイスター アーバンクロムは軽スーパーハイトワゴンのルークス、ミニバンのエルグランドにも設定がある。

 小さなボディサイズゆえに可愛らしく見られがちな軽自動車をカッコよく仕立てたという、デイズのハイウェイスター アーバンクロム。

 顔つきはキュッと引き締まっていて、精悍な印象だ。その秘密はグリルのメッキ部分にある。ベース車よりもトーンを落としたダーククロムを採用しているのだ。細部へのこだわりによる特別感の演出は、このクルマのことを知り尽くしたメーカーの手腕といえるだろう。

 サイドにまわると特徴的なホイール(ターボモデルに設定)が目を引く。サイズはベース車と同じ15インチなのだが、アルミ切削の20本のスポークを使い、中心部を黒塗装とすることでより大きく見せている。またスポークを斜めに配することで躍動感を表現。軽自動車のメーカー純正ホイールでここまで凝ったデザインを採用しているとは! 後々社外品のホイールに替える必要もなさそうだ。

 さらにこのホイール、動いている時の見え方が何とも美しい。20本のスポークに光が当たると、まるで水光のようにキラキラと輝くのだ。

 ボディサイドに伸びるシルバーカラーのストライプは専用のディーラーオプションとして用意されていて、スピード感の付加に一役買っている。

 リヤにはアーバンクロムのエンブレムを冠し、購入した暁には所有する喜びを噛み締められそうだ。

 バックドアフィニッシャーもフロントグリル同様、ダーククロムを採用。

 ボディカラーはハイウェイスター アーバンクロム専用色を含め2トーン4種類とモノトーン5種類を用意し、いずれもサイドミラーはシルバーとなる。

 ベース車にポップな色が多いのに対してハイウェイスター アーバンクロムの専用色がダークトーンなのはやはり、クール&スタイリッシュを表現するためだろう。

 内装には防水シートを採用。アウトドアを楽しむ際などに重宝するのはもちろんだが、雨の日にシートが濡れてしまうのはよくあるシーン。弾かれた水をサッと拭き取れるのが嬉しい。

 しかしこのシート、機能性だけではない。上質な革シートを思わせる座り心地なのだ。肌触りもよく、乗員をふんわりと包み込んでくれる。ずっと座っていたくなる……といっても決して過言ではない。購入検討の際はぜひ触れて座ってみてほしい。

 さらにターボモデルには本革ステアリングとレザー調のインストパネルを装備。いずれもステッチはライトグレー、またインストパネルのステッチの間のパイピングもライトグレーになっている。

 もともと広さや装備の充実が魅力のデイズ。ハイウェイスター アーバンクロムはさらに質感の高い装備を纏い、居心地のいい室内を実現している。

 デイズ ハイウェイスター アーバンクロムの価格は税込み176万4400円〜215万7100円。ターボモデルはベース車+7万7000円、NAモデルはベース車+6万6000円で手に入れることができる。内容を考えればお買い得ではないだろうか。

 群雄割拠の軽自動車から個性が光るモデルを選びたいという人は、デイズ ハイウェイスター アーバンクロムに注目してみてほしい!

◆ルークス ハイウェイスター アーバンクロムについて知りたい方はこちら!


乾ひかり INUI HIKARI

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