「プラスα」がかき立てる冒険心に誘われ小旅行!  ノートAUTECH CROSSOVER +Activeのマルチっぷりに感動した (1/2ページ)

買い物からレジャーまで使える新しいノートがやってきた!

 100%モーターで走る醍醐味を満喫させてくれるe-POWER、プロパイロットをはじめとした運転支援機能を搭載するなど、先進技術を惜しみなく投じたコンパクトカー「日産 ノート」。2020年秋に登場した3代目は2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国内の賞で3冠を獲得してみせたことも記憶に新しい。

 数多く普及するモデルを購入するとなれば、確かな製品を手にした安心感が得られる一方で、人とはちょっと違う特別感を満喫したいという人もいるだろう。そんなあなたに注目してみて欲しいのが今回ご紹介する「ノートAUTECH CROSSOVER +Active」だ。

 AUTECHといえば、日産車をベースにカスタマイズを施すことで、コダワリ層の心をトキめかせてきたブランド。「ノート AUTECH CROSSOVER」もその一員で、カタログモデルとして購入できる特別仕立てのノートになっている。ノーマルのノートと比べて違っている点は、AUTECH専用の内外装が施されていることに加え、地上高を25mm高めて冒険的な雰囲気を漂わせているのが特徴。

 なかでも、2022年12月に追加された「ノートAUTECH CROSSOVER +Active」の場合、+Active仕様の特別装備として、フロントバンパー下部にSUVのアンダーガードを思わせるシルバー色のフロントプロテクター、シルバーのルーフモールが装着されていて、アウトドアのシチュエーションにもマッチしそうな点が魅力だ。

 そもそも、AUTECH CROSSOVERに装着されているアイテムは特別感満点。8色から選べるボディカラーはAUTECH専用色としてミッドナイトブラックが設定されているほか、オーロラフレア ブルーパール×スーパーブラックの2トーンカラーが用意されている。存在感と上質さを格上げする専用フロントフェイスはダーククローム仕立てのグリルフィニッシャーが施されている。フロントバンパー下部の両端にはブルーに点灯するフォグランプを設置。AUTECHブルーと称される青のブランドカラーはAUTECHの開発生産拠点がある地元、湘南茅ヶ崎の海を彷彿とさせるカラーとなる。

 また、ホイールアーチガーニッシュ、サイドシルプロテクター、ルーフモールは冒険心をくすぐるSUV的なエッセンスを採り入れたアイテムといえる。足もとには16インチで切削光輝処理を施した専用ホイールが標準装備となるが、悪路を走るオフロード車を彷彿とさせるエアボリュームをもたせた195/60R16サイズのタイヤの頼もしさを引き立てる、都会にもアウトドアにもマッチするモダンなデザインがニクい。

 先ずは日常シーンをイメージして市街地走行からスタート。ボディは全長4065mm×全幅1700mmの5ナンバーサイズとあって、日本の狭い道路環境でストレスなく向き合えるのがいい。しかも、地上高を高めてルーモールを装着しているにしても、全高は1545mm(可倒式のルーフアンテナの場合は1540mm)。つまり、一般的な機械式駐車場に収まるサイズという点はマンション住まいのユーザーにとっては朗報だろう。

 商店街の狭い交差点では、縁石やポールにぶつからないかと心配になるシーンに出くわしたが、そんな時に役立ってくれたのがオプション装備のインテリジェント アラウンドビューモニター。自車直近の障害物の状況を把握しやすく、プレッシャーが少なかった。

 また、「止まれ」の標識を見過ごさないように注意喚起をしてくれたりと、例えば歩行者などの往来が多い交差点などで、事故の予防に役立つ数々の運転支援機能がコンパクトカーでも備わっているというのは安心感も高い。

 買い物に立ち寄るシーンでは、5ドアハッチバックのボディは使い勝手がいい。後ろのドアは後席乗員が乗り降りしやすいだけでなく、脱いだ上着や荷物をサッと置けるのも便利。荷室は床下に収納スペースが与えられているほか、ボードを下段にして、高さのある荷物を積み込むことも可能。60:40の分割可倒式のリヤシートは臨機応変にアレンジできる。

 奥さまや免許取り立てのお子さんがハンドルを握るセカンドカーとしてはもちろん、家族の1台として使う上でもさまざまな用途に対応してくれそうだ。

 特筆すべきは居心地のいいインテリアで、AUTECHならではの特別なこだわりが。インパネまわりにはダークウッド調のパネルが装着されているほか、ブラックのレザレット(合皮)シートはブルーのステッチが施されている。

 合皮素材は耐水性のあるもので、汚れても掃除がしやすそうだ。座り心地は豊かなクッションに支えられている感触で、コンパクトカーのクオリティを超えた上質感を手にしている。後席にはドリンクホルダー付きのアームレストが備わっているのも、レジャーに出掛ける際には嬉しいだろう。その点では、ひとクラス上の快適に乗りこなせるノートとして選ぶというのもオススメだ。


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