「なにがしたいのか意味不明」と辛辣な声! タイに進出したベトナムの新興自動車ブランド「ビンファスト」の戦略が謎すぎる (1/2ページ)

この記事をまとめると

■第45回バンコクモーターショーにベトナムのBEVブランド「ビンファスト」が出展

■方向性やラインアップ、出展体系からは何がしたいのかを判断できない

■新興ブランドかつベトナム製ということから人気ブランドまでの道のりは遠いと見られる

ベトナムの新興自動車メーカー「ビンファスト」がバンコクへ

 3月下旬から4月上旬にタイの首都バンコクで開催された、「第45回バンコクモーターショー」の会場を訪れた多くの人が感じたのが、中国系ブランドブースの多さであった。2014年にICE(内燃機関)車ながら、MG(上海汽車)が中国系ブランドとして初進出してから10年。今回のバンコクショーでは主要ブランドだけで8つもの中国系ブランドがブースを構えるようになった。

 その一方で、もうひとつ注目を浴びていたのが、ベトナムのBEVブランドとなる「ビンファスト」ブースがあったことである。ビンファストについては、2024年2月に訪れたインドネシアの首都ジャカルタで開催された「インドネシア国際モーターショー」においてもブースを構えていて驚いた。

 タイでは今回、正式進出を発表。報道ではすでに現地企業とディーラー契約を交わしているとのことである。インドネシアでもすでに2車種の販売を行っているが、両国では販売だけではなく現地生産も検討しているとのこと。

 これだけ聞けば、「なんか勢いがあるね」ぐらいに思えるのだが、実際に会場に集まった業界関係者のなかからは、「何がしたいのかよくわからない」という声のほうが大きかった。2018年ベトナム初の自動車ブランドとしてビンファストが発表されたのは、本国ベトナムではなくフランスの首都パリで開催された「モンデゥアル・ド・ロトモビル(通称パリサロン/モーターショー)」の会場内であった。

 筆者はパリサロン開催直後にベトナムのホーチミン市で開催された、「ホーチミン・モーターショー」を訪れたのだが、当然あるべきと思っていたビンファストのブースはなかった。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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