期待の新車が続々登場
■SUV
●トヨタ RAV4(発売予定:2026年3月頃)
5月21日に披露された次期RAV4が発売される。ボディサイズやプラットフォームの基本部分は現行型と共通だが、ハイブリッドとPHEVを進化させる。
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ノーマルエンジンが廃止されるので、予想価格はもっとも安価なハイブリッドのコアが390万円くらいだ。売れ筋のアドベンチャー(HV/4WD)は450万円前後になる。PHEVは急速充電器にも対応して、1回の充電で150kmの走行を目指すから、価格もハイブリッドに比べて180万円前後は高い。
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最近のトヨタでは、急速充電できるプラグインハイブリッドは価格が割高になっている。なお、1.5リッターガソリンターボ搭載車を割安な価格で追加する可能性もある。
●日産 キックス(発売予定:2025年10月頃)
現行キックスは、日本では2020年にe-POWER専用車として発売されたが、海外ではノーマルガソリンエンジンを搭載して2016年に登場していた。従って、いまではデザインや乗り心地に古さを感じる。
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そこで、海外ですでに登場している新型キックスを国内へ導入する。ターボを搭載した新世代e-POWERは高コストだから、セレナと同じ1.4リッターの自然吸気エンジンを使ったe-POWERになる可能性が高い。
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●マツダ CX-5(発売予定:2025年10月頃)
現行型では直列4気筒2.2リッタークリーンディーゼルターボが人気だが、次期型では廃止する可能性が高い。ディーゼルはCX-60/80が搭載する直列6気筒3.3リッターのみになる。その代わりCX-5は、新開発のストロングハイブリッドを主力に搭載する。組み合わせるエンジンは直列4気筒2.5リッターのガソリンだが、低コストで高効率な希薄燃焼を可能にしたスカイアクティブZになる。
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※画像は現行型
●ホンダ CR-Vハイブリッド(発売予定:2025年10月頃)
現在、日本で販売されているハイブリッドは燃料電池のみだが、ハイブリッドの販売も開始する。現行CR-Vは走行安定性と乗り心地のバランスが優れ、内外装も上質だ。価格設定を間違わなければ、先代型のような失敗はしないと思われる。
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※画像は現行型
●スズキ eビターラ(発売予定:2025年12月頃)
すでに公表されているSUVスタイルの電気自動車、eビターラも国内販売を控える。
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■その他
●ホンダ・プレリュード(発売予定:2025年8月頃)
すでに公表されているミドルサイズクーペで、ハイブリッドのe:HEVのみを搭載する。基本的にモーター駆動だが、運転感覚を疑似的にガソリンエンジンに近付けた。エンジンの機敏な吹き上がりを味わえる。価格は600万円近くに達する。
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