老舗シートメーカーがワンメイクレースに挑む
・漆黒のレカロレーシングも果敢にレースに挑む
プロフェッショナルクラスでは、レカロレーシングがBRZを使ってレースを行っています。メンテナンスは群馬を拠点にする富士スバルが行い、ディーラーメカニックがエンジニアもメカニックも担当しています。
ドライバーラインアップは昨年と変更なく、今シーズンも906号車の近藤 翼、909号車の木暮卓史で参戦します。
TGR GR86/BRZ Cupに参戦するレカローレーシング画像はこちら
第1戦オートポリスで近藤が10位フィニッシュでポイント獲得。小暮は23位でフィニッシュしました。
第2戦もてぎでは近藤、小暮ともに予選後半でタイム計測を行いましたが、黄旗ノータイム裁定組に入ってしまい、前戦オートポリスの結果が反映され、近藤は11位、小暮は23位からのスタートなりました。
混戦の中団での戦いでは順位をあげるのが難しく、近藤は9位、小暮は20位とポジションアップしてレースを終えました。
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近藤は「富士スバルの若いエンジニアやメカニックが一生懸命にクルマを作り上げてくれて、こうしたいという指示をすると必死に応えてくれる」とチーム内の連携がうまくいっており、徐々に順位アップを目指したいといいます。
小暮も「徐々にマシンも良くなってきているけれど、あと一歩がなかなかで、このレースは本当に難しいですけど挑戦していきます」と語りました。
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GR86が大多数のなか、少数派のBRZが2戦を終えて確実にポイントを稼いでいます。次戦以降どのようなレースが見られるのか楽しみです。
また、この日はトークショーやサーキットでのプロフェッショナルクラスドライバーが参加するサイン会なども開催されており、モータースポーツファンにとっては、ドライバーと身近に会話や写真撮影ができるなど、スーパーGTなどのビッグレースとは違う雰囲気で非常にゆったりをレースを楽しめますので、機会があればぜひ観戦に来て見てはいかがでしょうか。
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