図柄入りを選択することで白ナンバープレートとなる
ETCが普及して、高速道路の制限速度も普通車と同等となったいまでは、やたらと目立つ黄色ナンバーである根拠はほとんどなくなってしまったが、現在でもユーザーが登録時に特別仕様ナンバープレートを指定しない限り、軽自動車には黄色ナンバーが取り付けられる。
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ちなみに、2025年6月現在、軽自動車につけられる白いナンバープレートは、全国版図柄入りナンバープレート、地方版図柄入りナンバープレート、大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートの3種類。
これらは白いナンバープレートといっても、軽自動車用は黄色の縁取りが施されるため、真っ白なナンバープレートとはちょっと違う(2019年のラグビーワールドカップ記念プレートと、2020年の東京オリンピック記念プレートに限り、真っ白だった)。
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全国版図柄入りナンバープレートは、「日本を元気に!」というコンセプトのもと、全国47都道府県の県花が描かれていて、どの地域に住んでいても申し込みが可能。ただし交付期限は、2027年4月30日までとなっている。
地方版図柄入りナンバープレートは、地域限定のナンバーなので、導入地域が限られている。その代わり、交付期間はいまのところ区切られてはいない。地域の風景や観光資源を図柄とすることにより、地域の魅力を全国に発信することを目的に2018年10月から交付が開始されている。
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大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念して作られたもの。大阪・関西地域に限らず、全国どこのユーザーでも申し込めるが、交付は2025年12月26日までの期間限定だ。