駐車場の入口のスロープも危険
ならば、駐車場の案内看板に「輪留めの高さ●●cm」といった注意喚起を記してもらうというアイディアはいかがでしょう。どこの駐車場も天高サイズについてはくどいほど案内していますし、なんなら天井からプレートまで吊るしています。それと等しい親切心でもって「最低地上高9cmまで」とかなんとか一筆やってもバチは当たらないはず。
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同じく、駐車場であるとうれしいのはスロープの角度表示に違いありません。急角度であればあるほど、リヤディフューザーやフロントリップをガリっとやる危険性は増すわけですから、ここでも「スロープ●●度:ガリっと注意」などと知らせてもらえたら、そうしたユーザーたちのうっかりミスも減少。
ひいては「あそこの駐車場はわかってくれてる」とか「あのパーキングの管理人さん、昔はF1のメカニックだったらしいぜ」みたいなポジティブな噂がまことしやかに流れだし、朝から晩までレーシーなクルマで大繁盛すること請け合いです(笑)。
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もっとも、有料駐車場だけでなく、輪留めはいたるところに設置されているもの。ここに注意喚起の看板は無理でしょうから、やっぱり注意深く止めるしか方策はないでしょう。
が、大昔に流行ったカウンタック・リバース(ドアを跳ね上げ、サイドスカットルに腰かけて上半身ごと後ろを見ての後退)のように、駐車そのものをイベント化するのも一興かと。カウンタックほど派手には見えないかもしれませんが、スーパーカー&シャコタンならではのスタイル、「クルマを愛するが故の慎重な駐車」としてアピールしてみてはいかがでしょう。これが流行したら、駐車場でのガリっとだけでなく、さまざまなトラブル防止につながるかもしれません(笑)。