「撮るな触るな話しかけるな」って何しにイベントきたの? 本当にいる旧車イベントの招かれざる客 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■旧車イベントで筆者が実際に遭遇した困ったマニアの実例を紹介

■展示場所や対応への不満などイベント運営の妨げにもなり来場者に不快感を与えるケースも

■自覚なき迷惑行為こそ要注意であり参加者のモラルが試されるところだ

参加する意味ある!? 旧車イベントでマナーの悪い人たちの実例7選

 本州の各地が梅雨入りし、春先から続いたイベントシーズンも中休み。そして秋になれば、全国各地でふたたびさまざまなクルマのイベントが開かれます。どのイベントにエントリーしようか、はたまた観に行こうかすでに計画を立てている人もいるはず。しかし、そのなかには「招かねざる客」が紛れていることもしばしばあるのです。

 そこで今回は、「旧車イベントでマナーの悪い人たちの実例7選」と題して、相手に不快な思いをさせる要注意人物の行動をピックアップしてみました。自覚症状がなく、思わずドキッとした方、気をつけましょう。

■近寄っただけで睨まれる

 旧車やネオクラシックカーへのいたずらや盗難が相次いでいる昨今。愛車に近寄っただけで相手を睨みつける人がいます。大切な愛車が心配なのはよくわかりますが、愛車に近づいてくる人に対してその都度突っかかっていては疲れるだけ。ギャラリーにとってもイヤな思い出しか残りません。せっかくの楽しみにしていたイベントも台なしに。そもそも、なんのためにイベントに参加したのがわからなくなってしまいます。

■展示場所に不満タラタラ

 クルマのイベントともなれば、小規模であっても10数台、大規模になれば200〜300台になることも。展示場所は早く来た順のイベントがある一方で、主催者があらかじめ置く場所を決めておいて、イベント当日に誘導するケースもあります。いずれにせよ、置き場所が気に入らないと主催者に不満タラタラ。なかにはSNSに投稿して不満をぶちまけてしまう人もいます。

■なぜかずっと不機嫌で話しかけても無視

 朝から奧さんとケンカでもしてきたのか、はたまた愛車の調子がいまひとつなのか。イベント当日はなぜかずっと不機嫌。あきらかに「話しかけてくるなオーラ」全開です。なかには勇気を出して話しかける人もいますが、それすらも無視。目も合わせてくれません。いったい何しに来たのよ。

■延々と一方的に自慢話

 自身の愛車がいかにすごいか、そして価値があるか、さらにはレアパーツ満載であるかなど、ここぞとばかりにギャラリーに自慢話。そんなの友人知人にすればいいのでは? と思うのも当然な展開。しかし、友人知人たちにしてみれば、すでに何百回も聞かされ、とうの昔に聞き飽きているので「またか」くらいにしか思っていません。

 本人もスルーされるのはわかっていて、それでもなお誰かに自身の愛車のすごさを知ってもらいたい。その一心でイベントに参加している人もいます。


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松村 透 MATSUMURA TOHRU

エディター/ライター/ディレクター/プランナー

愛車
1970年式ポルシェ911S(通称プラレール号)/2016年式フォルクスワーゲン トゥーラン
趣味
公私ともにクルマ漬けです
好きな有名人
藤沢武生

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