この記事をまとめると
■プリウスにブラックカラーのパーツを配した特別仕様車「ナイトシェード」が登場した
■標準車も装備が見直されてETC2.0が追加されるなど一部改良を実施した
■標準車からわずか10万円高のナイトシェードは十分に魅力的だ
ブラックのアクセントが印象的な「プリウスG“ナイトシェード”」
トヨタの「プリウス」のPHEV(プラグインハイブリッド)のGグレードをベースに、内外装をブラックで引き締めたスポーティなスタイルの特別仕様車「Night Shade(ナイトシェード)」が登場した。
トヨタ「プリウスG“ナイトシェード”」のフロントスタイル画像はこちら
「ナイトシェード」は、これまで北米でカムリやタコマ、カローラといった人気モデルに設定されてきた特別仕様のデザインパッケージ。今年5月には日本でもハリアーに採用されて大きな注目を集めた。
その名のとおりエクステリアはブラックカラーのパーツで統一。フロントバンパーロアグリル、リヤバンパーロア、ドアハンドル、センターピラー、ホイールアーチといった各部がブラックカラーとなっている。
足もとには195/50R19サイズのタイヤと19インチのアルミホイールを装着。前後のトヨタエンブレムや「PRIUS」「PHEV」といったエンブレム類もブラックアウトするこだわりようだ。
トヨタ「プリウスG“ナイトシェード”」のPHEVのエンブレム画像はこちら
インストルメントパネルにもブラック加飾が施されている。運転席には6ウェイマニュアル調整式のスポーティシート、シート表皮には専用ストライプ入りの上級ファブリックを採用し、ワンランク上の室内空間を演出している。
ETC2.0が標準装備されるなど装備も魅力的に!
今回の特別仕様車追加のほか、プリウス全体にも装備の見直しが行われた。Xを除くすべてのグレードにETC2.0が標準装備となり、Zグレードには12.3インチのコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlus、デジタルインナーミラー、前後ドライブレコーダーといった人気オプションが標準化された。
トヨタ「プリウス Z」の12.3インチのコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlus画像はこちら
「プリウスG“ナイトシェード”」の価格は394万7300円。ベースモデルとなるGグレードと比べて10万円高に設定されているが、専用エクステリアやインテリア加飾、19インチブラックホイールなどを考慮すると、十分に魅力的な内容といえるだろう。