超豪華ミニバン「レクサスLM」の対抗馬はこれか!? メルセデス・ベンツの「ビジョンV」がもはやクルマじゃないレベルの室内だった (1/2ページ)

この記事をまとめると

■メルセデス・ベンツが次期Vクラスのコンセプトモデル「ビジョンV」を発表した

■ビジョンVはかなりのビッグサイズであるが乗車定員は4名となる

■7つのプロジェクターと42のスピーカーを備えたリッチ&ゴージャスな乗車体験を提供する

未来のメルセデス・ベンツが目指すのはリッチな移動空間!?

 ラグジュアリーなミニバンは世界的なトレンドになりつつあります。とりわけ、中国ではもっともステイタスの高いジャンルとなっており、レクサスLXやボルボEM90といったモデルが超絶人気となっている模様。もちろん、かのメルセデス・ベンツが指をくわえて見ているだけのはずはなく、上海モーターショーでVクラスのコンセプトモデル、ビジョンVを発表しました。

 単なるトランスポーター的なキャラは影をひそめ、リッチなこと極まりない移動空間に仕上がり、「メルセデス・ベンツが目指す未来」そのものといっても過言ではないでしょう。

 それにしても、メルセデス・ベンツの本気度合は凄まじいものがあります。というのも、ミニバン向けに新たなプラットフォームを作ったのはともかくとして、これがモジュール方式を採用し、かつEV&ICEとも対応可能という万能アーキテクチャーなのです。ご承知のとおり、いくらスーパーコンピュータによる開発が進んだとはいえ、このコストは相当なもの。確実にビジョンVはメルセデス・ベンツ、ならびにマイバッハで数多くのバリエーションが登場するはずで、第一弾の新型Vクラスは早くも2026年に登場予定です。

 さて、ビジョンVに散りばめられた新機軸は前述のとおり未来的なギミックが満載。たとえば、これだけの巨体&ロングホイールベースながら乗車定員は4名。つまり、後席のスペース、快適性に全振りということ。

 もちろん、ショファードリブンを想定しており、前後席の仕切りは収納式でありながら、65インチのテレビモニターにもなるというサービスぶり。


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石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

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