カローラマニアのライターが愛車で西部警察の聖地巡りへGO! 純ガソリンエンジン車の燃費のよさに衝撃!! (2/2ページ)

軽自動車は決してガソリン代が安く済むわけではない

「軽自動車はガソリン代がかからない」とよくいわれることがあるが、これはイコールで燃費がズバ抜けていいというわけでもない。燃料タンク容量が小さいため1回の給油量が少ないので、ガソリン代がかからないという印象を受けやすいだけで、その分給油頻度が多くなっているのだ。ちなみにN-BOXのタンク容量は27リットルなのに対し、筆者のカローラは47リットルとなっている。

 軽自動車のメリットは税金などの維持費の安さがメインとなり、使い方や乗り方にもよるが、燃料代のセーブには必ずしも直結してはいないように感じている。三菱eKクロスEVが登場したころのテレビCMでは確か、「ガソリンスタンドへ行く手間がなくなった」といったフレーズがあったが、それは内燃機関を搭載する軽自動車の給油頻度の多さと比較した話も含めてなのかもしれない。

 そんなこんなで無事仙台市内に到着。ネットなどで調べた西部警察の仙台ロケでの聖地(ロケ地)とされている場所をいくつか巡った。そのなかでふたつ紹介する。

 まずは西部警察PART III 仙台爆破計画 宮城・後編のラストで、団長はじめ大門軍団が仕かけられた核爆弾を無力化させようとしているとき、団長が近くで行われていた音楽イベントに集まった聴衆がパニックを起こさないため、突然鳩村刑事(通称:ハト)にイベントで歌ってくるように命令し、ハトが歌うといった一連のシーンが撮影された場所とされる、仙台駅に近い、いまはSS30というビルが建っている場所へ向かった。いまは閑静なオフィス街となっていたが、仙台駅から近い場所ということに驚かされた。

 次はSS30に近い場所にある宮城県庁に向かった。宮城県庁は宮城県警庁舎としてドラマでは使われていた。いまは1989年に完成した3代目の庁舎となっていたが、当時は昭和天皇即位記念事業として建設された2代目県庁舎がロケでは使われた。印象的なのは、当時の庁舎前の駐車場にヘリコプターを着陸させていたこと。静岡ロケでの静岡駅前着陸同様、西部警察のスケールの大きさを感じている。

 仙台ロケが初めて放映されてからすでに42年ほど経過している。長い年月を経て様変わりしている聖地(ロケ地)ばかりだが、西部警察マニアを自称する筆者としては、過去にも各地で聖地めぐりを行っているが、聖地(とされている場所)をこの目で見られたことに今回もまた満足感の高いなか旅を終えることができた。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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