知る人ぞ知る超レアモデルの真紅なランエボVIを発見
◆クルマ:三菱 ランサーエボリューションVI トミー・マキネン エディション(スペシャルカラーリング パッケージ)
◆オーナー:ふうたさん(50代・神奈川県)
往年のラリーシーンで圧倒的なパフォーマンスをみせた、三菱自動車が誇る珠玉の4WDスポーツカー、ランサーエボリューションVI トミー・マキネン エディション(スペシャルカラーリング パッケージ)、この特別なクルマ……いや、マシンでスターキャンプに参加したのはふうたさんだ。
エボVI(6.5)で気に入っているところを聞くと限りなくあるようで……、トミー・マキネン エディションのなかでも221台限定の「スペシャルカラー・エディション」という超希少グレードのプレミア感、クイックで鋭いステアリングレシオ、エボIXよりも100kg近く軽量な車体、ガンダムのような造形と左右非対称なフロントマスクなどなど……(以下省略)。語り出したら止まらなくなっていた。
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ふうたさんはこれまでにエボVIIGTAとエボIXを乗り継ぎ、現在はこのエボVIを友人から受け継いで所有しているという。まさに生粋のランエボ好きである。以前は主にサーキット走行を楽しんでいたというが、エボVIはトランクの奥が深く、意外にもたくさんの荷物を積めることもあり、エボVIに乗り換えてからキャンプを始めたんだとか。
ふうたさんの「三菱 ランサーエボリューションVI トミー・マキネン エディション」画像はこちら
これまで幾度となくスターキャンプに応募するもなかなか当選できず、てっきり「ランエボだから当たらないのか……?」と考えていたというが、今回ようやく当選、念願の初参加となった。このふもっとぱらは初めてだったというが、広々としていて開放的で施設もキレイで気持ち良いということで、ご一緒に参加していた奥さまや友人も気に入った様子だった。
ふうたさんの「三菱 ランサーエボリューションVI トミー・マキネン エディション」画像はこちら
そんなランエボと走ることが好きなふうたさん。友人からの大切なクルマを受け継いでから休日の遊びがサーキットではなく、奥さまや友人と過ごすアウトドアやキャンプへと変化したという。サーキット走行などを楽しむことも立派な趣味だが、ふうたさんのライフスタイルの変化に、家族や仲間と過ごすかけがえのない時間には、タイムでは測れない価値があるのだろうなと感じさせてくれた。
◆クルマ:三菱 デリカD:5
◆オーナー:ア・ディケイド・デリカさん(40代・東京都)
ひときわ和やかな雰囲気に引き寄せられてお話をうかがったのは、ご家族でお越しのア・ディケイド・デリカさん(お父さま)だ。今回はひとり欠席ということだが、普段から家族5人でキャンプやウインタースポーツを楽しんでいるという。現在のデリカD:5は2台目で、計10年目の三菱党だ。
カスタマイズはホイールとタイヤを交換、グリルとキャリアをブラック塗装し、ヘッドライトをHID化。ディーラーに入庫できなくなるのでリフトアップできないことが悩みだとか。
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いままで4駆に乗ってきて感じるのは、スポーツ性能だけなら他社モデルが優れていることもあるが、アウトドアでの走破性なら三菱の4駆が1番だということ。街なかから雪山まで怖い思いをすることなくどこでも走れて、大家族にも向いてるという、普通のミニバンにはない唯一無二の魅力があるデリカD:5に心底惚れてしまったそうだ。
アディケイド・デリカさんご家族と「三菱 デリカD:5」画像はこちら
実際にウインタースポーツで雪山に行った際には、他社製の4駆車がスタックしているような状況のなかでも、優れた4駆システムのおかげで何事もなく走り抜けたそう。また、2列目に3人が座れるので、5人乗り前提で3列目を格納すると、相当な量の荷物を積めるので、アウトドアにはもってこいで重宝しているという。
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どんな路面状況にも対応する力強い走行性能と、家族みんなと大量の荷物を丸ごと運んでくれる、デリカD:5のタフな姿は、まるで家族を支える大黒柱。それはまさにお父さまのようだ。インタビューすればするほど頼れるデリカとお父さまがダブって見えた。
さて、今回の4人の参加者インタビューで筆者がとくに感じたのは、カーライフの中心に三菱車がいるということ。キャンプがそうであるように、三菱車も家族や仲間との居場所のひとつとなっていた。参加者はこのキャンプでの思い出を、三菱車とともにこれからも走り続けていくのだろう。三菱車にはクルマという存在を越えた何かがあるのかもしれない。