この記事をまとめると
■ND型ロードスターは販売されてから10年が経過している
■趣味性の強いモデルだが実用性もある程度担保されている
■次期モデルが登場すると値上がりが予想されるのでいまのうちに買っておくのが吉だ
NDロードスターのよさを深掘り
2014年9月4日に開催された「マツダロードスター THANKS DAY in JAPAN」。会場となったアンフィシアター(千葉県浦安市)に赴き、4代目となるNDロードスターがデビューする瞬間に立ち会ってから早11年、販売が開始された2015年5月から10年もの年月が経ったことに驚かされます。
そこで今回、10年経っても色褪せない「ND型」マツダ・ロードスターの7つの魅力について改めて考えてみました。
1)ほぼデビュー時のままの完成されたデザイン
ND型ロードスターが「ND1からND2へと」大幅に改良されたのは、デビューから8年後、2023年10月のことでした。わずか2年ほど前です。このときの外観の変更はごくわずかで、ヘッドライトおよびリヤコンビネーションランプのデザイン、そしてホイールデザインに留まっています。オーナーか、あるいはかなりのロードスターフリークでもない限り、両車を並べてみない限り見わけがつかないレベルです。
マツダ・ロードスター(ND型)画像はこちら
もちろん個人の好みがあるとはいえ、「デビューから10年が経過し、そろそろ古さを感じるようになってきた」という声をあまり耳にしないのは、気のせいではないはず。むしろ、「このデザインが気に入っているからこのまま変えなくていい」とすら思っているオーナーも少なくないのではないでしょうか。
2)初心者からマニアまで理屈抜きで運転が楽しいと思わせてくれる
ロードスターより速いクルマはほかにいくらでもあります。パワーがあるクルマも然り。しかし、NAロードスターの時代からそうであったように「理屈抜きにして運転することが楽しい」と思わせてくれる。また、ドライバーのキャリアやテクニックを問わずに、ロードスターを運転する誰もがその感覚を味わうことができる。
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さらには、ロードスターを通じてオープンカーと接することで「屋根がないことの開放感が想像以上」だと知ったという人も多いのではないでしょうか(筆者もそのひとりです)。真冬のオープンドライブなんて最高ですしね。
3)100万円台から買える中古車相場とタマ数
この原稿をまとめている2025年12月中旬時点で、Web版カーセンサーに掲載されているNDロードスターは全国で918台。最安は106万8000円、最高値が493万円(いずれも車両本体価格/諸費用は別)です。平均価格は253万9000円。予算や好みの仕様など、まさに選び放題です。しかし、この状況はいつまでも続くわけがないことは、誰の目にもあきらか。遅かれ早かれやってくる生産終了後は流通数が減少し、どこかのタイミングで中古車相場も底を打つでしょう。そして、ある時期を境に上昇していき、気づけば新車以上の価格に……という未来が予想できます。
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この原稿を書いている本人がその気になってしまって身も蓋もないのですが、「買えるときに買う」セオリーは、NDロードスターにおいても見事なくらい当てはまるように思えます。ちなみに、いまから15年ほど前にNAロードスター(1.6リッターVスペシャルのMT、3オーナー、走行6万km、ほぼノーマル)を購入したときは29万円でした。いま、同じような条件の中古車が市場に流通したら……。
4)オーナーの好みでカスタマイズできる余地がある
ノーマルで乗るもよし、ホイールやエアロなど、自分好みにドレスアップするもよし。さらにはサーキット走行などのモータースポーツを楽しむために改造するもよし。「ロードスター」という素材をどう活かすかはオーナー次第という「余白」が残されている点も大きな魅力です。
ひとまず手を加えるだけ加えて、飽きてきたらノーマルに戻す。そんな楽しみ方もありではないでしょうか。
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