なんと北朝鮮でも自家用車所有の流れ! 政治体制に関係なくクルマへの興味は世界共通!! (2/2ページ)

ロシアでもクルマは高い関心を集めている

 ロシアでは、1917年のロシア革命を経て、1922年にソビエト社会主義共和国連邦が建国され、厳しい統制経済が続くなか、1950年代に自家用車の個人所有が認められるようになった。ただ、計画経済ということもあり、新車を注文しても数年後レベルの忘れたころに納車されていたという話も多く聞かれた。ソビエトが崩壊し、いまはロシアとなっているものの、ロシアのひとはクルマ好きなひとが多く、ソビエト時代でも自家用車の個人所有が認められていたという歴史的な背景もあり、ロシア国民の多くをクルマ好きにさせているようにも見える。

 ウクライナ侵攻前に、モスクワモーターショー取材のため、たびたびモスクワを訪れていたのだが、日本人だとわかると日本車について聞いてくる地元のひとが結構いた。

 モスクワ市内にはソビエト時代の乗用車やトラック、バスを展示している博物館があるのだが、見慣れないクルマばかりなので、オタク心全開で興奮して展示車を見ていると、ソビエト時代のモーターショーで展示されていたと思えるコンセプトカーが置いてあった。

 筆者が訪れていたころもすでにクリミア半島に侵攻していたので、モーターショーには西側諸国メーカーはほとんど出展していなかったのだが、ロシアのラーダブランド車や、ウズベキスタンメーカー車など、モスクワのオートショーならではのブランドが多く出展しており、筆者の知的好奇心を満たしてくれていた。

 富の象徴といった理由もあるだろうが、政治体制が異なっていても、クルマへの興味をもつひとがいるというのはまさに万国共通といえるだろう。右か左かというハンドル位置や、右側通行か左側通行かという違いはあるが、クルマの運転方法は変わらない。クルマは世界共通言語のようなものだと筆者は考えている。

 海外にてクルマを介してコミュニケーションが深まったことを筆者は経験しており、クルマも世界平和の一助になるではないかと考えている。


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小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

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