この記事をまとめると
■フォルクスワーゲンのゴルフGTIが誕生から50年目を迎える
■50周年を記念して過去に発表されたGTIベースのコンセプトカーが再集結した
■記念イベントで一般向けに公開される予定となっている
超過激なGTIたちが再集結!
Cセグメントのコンパクトカーの世界において、ベンチマークとして扱われているクルマがある。それがフォルクスワーゲンのゴルフだ。現在販売されているモデルで8代目を数え、初代モデルは1974年に誕生、世界中で愛されているのはもはや語るまでもない。
評価点は多岐にわたるが、歴代モデルすべてにいえるのが、程よいサイズ感に質実剛健なメカニズム、クセの少ない操作性、高級すぎもせず安っぽさを感じさせない高い質感をもつ車内空間など、「買っておけばとりあえず間違いない」が詰まっているのが、このゴルフというクルマだ。また、GTIと呼ばれる長年人気のスポーツモデルをはじめ、過去にはR32、最近ではRといったスポーツ色全開の派生モデルも存在している。
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そんな質実剛健、ときにはスポーティなゴルフだが、じつは過去にこれらをベースにしたぶっ飛んだモデルがいくつか存在している。残念ながらどれも市販化されていないが、これらのモデルが、先のGTIグレードの誕生50周年を記念して再びメディア向けに公開されたので、各車の特徴を改めて紹介したい。
まずは3台のなかで明らかに異質な存在である黒い車体。これは「ゴルフGTI ロードスター」と呼ばれるモデルで、世界的に人気のドライビングシミュレーション、「グランツーリスモ6」で登場したバーチャルのクルマ「GTI ロードスター ビジョン グランツーリスモ」を実車化したというファン待望の意欲作だ。
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フロントフェイスは7代目ゴルフをベースとしているものの、ドアは跳ね上げ式を採用。ルーフを撤去するという大胆なマシンメイキングは、まさにバーチャルの世界から飛び出してきたコンセプトモデルそのもの。肝となるパワーユニットは、フォルクスワーゲン伝統の、狭角V型6気筒エンジンであるVR6(3リッター)をベースにツインターボ化。GTIというグレードではあるが、最高出力はなんと510馬力、最大トルクは665Nmという、見た目に負けないモンスターマシンに仕上がっている。ミッションは7速DSGだ。
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ちなみにこのモデル、じつは2014年に開催された、世界中のゴルフフリークが集まる一大イベント「ヴェルターゼー・トレッフェン」で発表されていたのだが、この当時、ボディカラーは赤であった。それが今回の公開にあわせて、ブラックへと色替えされている。