「やべぇ速い」と自動車専門学校の学生もサーキットで絶叫! ダイハツを知ってもらうためのイベント「フューチャーメカニックエクスペリエンス」を覗いてみた

この記事をまとめると

■「フューチャーメカニックエクスペリエンス in 富士スピードウェイ」を開催

■地元ダイハツ販社が自動車専門学校生約60名を招いてサーキット体験会を実施

■モータースポーツや地域密着型イベントによりクルマで楽しむ若者を増やスことを狙う

自動車学校の学生にクルマの楽しさを体感してもらうイベント

「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2026 富士」が、富士スピードウェイのショートサーキットで開催される前日の2026年3月6日、同じくショートサーキットで「フューチャーメカニックエクスペリエンス in 富士スピードウェイ」が開催された。

 このイベントはモータースポーツを通して、自動車専門学校の学生にクルマの楽しさや、ダイハツの魅力を肌で感じてもらおうというもの。これまで沖縄と大分で開催され好評だったこともあり、今回は富士スピードウェィを会場に、地元の静岡ダイハツ販売とダイハツ沼津販売の販社2社をメインにダイハツ工業が協力というカタチでの開催となった。

 招かれた学校はこれも地元の静岡工科自動車大学校(3年生)、中央メカニック自動車大学校(1年生)、東海工科自動車大学校(1年生)の60名。

 話は少しそれるが、ダイハツ工業ではディーラーからメカニックが出向し、ラリーの現場での実践や開発、試作車両の製作などを体験するプラグラムが実施されており、今回のイベントでもダイハツ沼津販売の池田祥馬さん、富山ダイハツ販売の松田直樹さん、埼玉ダイハツ販売の関村一斗さん、北九州ダイハツ販売の中山拓実さんという出向中のメカニック4名が、イベントのサポートで参加していた。

趣向を凝らしたさまざまなコンテンツを用意

「フューチャーメカニックエクスペリエンス in 富士スピードウェイ」のコンテンツは、eハイゼットカーゴで1分に設定されたショートコースのタイムにいかに近づけるかを競うターゲットタイム、設定コースをeスニーカーで走行しタイムを競うタイムアタック、ダイハツ工業でラリー競技のドライバーとして活躍する相原氏と、出向メンバー4名によるDGRトークセッション、最先端技術に触れ新機能を体感する先進安全技術体感(衝突回避システム/スマートパノラマパーキングアシスト)、相原氏とラリージャパンでコ・ドライバーも務めた萩野氏の2名がドライブするミラ イースGR SPORTコンセプト&コペンGR SPORTラリーチャレンジ参戦車両での同乗走行、各チームの代表者によるチーム対抗ターゲットタイムと盛沢山。

 これらのコンテンツは販社2社から参加した約20名のスタッフがサポートしていたので、学生達は実際の自動車販売の現場で働くスタッフとのコミュニケーションも図れたようだ。

 学生たちは、慣れないEVのアクセルワークに苦労しながらターゲットタイムに挑戦したり、同乗走行では普段味わったことのないコーナリングGに「やべぇ」という感想を漏らしたり、ラリーの世界と出向メンバーの話に聞き入ったりと、この1日を楽しんでいたようだ。

 実際話をうかがってみると、座学や技術の実習などでクルマに触れる機会は多いものの、サーキットなどでクルマを楽しむ機会のある学生はそう多くないようだった。そういう意味では販社の方がおっしゃっていた、「堅苦しい採用説明会ではなく、純粋に学生にクルマを楽しんでもらい、ダイハツという企業の風通しの良さやアットホームな雰囲気を肌で感じてもらいたい」という想いは学生達に伝わったことだろう。

自動車業界の未来に繋げる試み

 販社とメーカーが学生達を招いたイベント、というとリクルート要素がメインだと思ってしまうが、このイベントにはすでに就職が決まった学生達も招かれている(ダイハツ関連以外に決まっている人も!)。整備士不足が深刻な課題となっているなか、自社のリクルートだけでなくモータースポーツや地域密着型イベントを通じて、まずはクルマで楽しむ若者を増やし、整備士だけでなく自動車業界の未来に繋げるというというこの試み、次回はまだ未定だが今後も各地で開催することを目指しているという。


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