1月の販売ランキングで10位に突如ジムニー浮上! クロスビーも売れてスズキの好調が目立つ (2/2ページ)

すでに販売店は2026年6・7月の夏商戦をにらむ

 軽自動車のみでは、1位N-BOX、2位スズキ・スペーシア、3位ダイハツ・ムーヴとなっている。ムーヴが新型となっていることもあるのだろうが、派生車種のムーヴ・キャンバスが自社届け出も含めダイハツ軽自動車の需要の中心になっていることを物語っているといっていいだろう。

 軽四輪乗用車では依然としてダイハツが完全復調といえない状況が続いている。2026年こそぜひ完全復調を遂げてもらいたいものである。

 軽自動車についてはこれから事業年度末(3月末)に近いほど、マツダやスバルといったOEM(相手先ブランド供給)軽自動車の買い得状況が顕在化することが多い。棚卸という表現が適切かは別として、わかりやすい表現としてはこれに尽きると考えている。

 両社がスズキあるいはダイハツからOEM供給という形で軽自動車のラインアップを続けているのは、過去にオリジナル軽自動車をラインアップしていた名残りともいわれている。マツダやスバルの登録車ユーザーが軽自動車も欲しいとなったときの準備ともいえるのだが、積極的に販売しているわけではないなか、決算が近づくにつれ在庫あるいは供給体制のよいOEM軽自動車を買い得条件で積極販売するケースも目立ち、事業年度末決算セールでは狙い目といっていい存在となっている。

 登録車については、その多くがすでに新規に受注したぶんについては、事業年度末(2026年3月31日)までに新規登録を行うことはかなり難しくなっている。軽自動車でも現状では意外なほど納期(とはいえ2~3カ月ほど)がかかるケースも目立つので、新規受注獲得に絞っていえば、すでに事業年度末決算セール自体は事実上終了しているといっていい。今後は、新規登録ができていない受注残車両をどこまで3月中に新規登録して販売実績に反映させるかが、新車ディーラーでは中心となってくる。

 このような状況のなか、事業年度末決算セール中とはいえ2026年6、7月における夏商戦をにらんでの受注活動へシフトするので、極端に値引きなどの購入条件が引き締まるということはないものと考えている。

「来月が車検だから」といった直近での新車購入希望は対応できないと断られることが販売現場では珍しくない。いまどきの新車購入は事業年度末決算セールなどにタイミングを合わせるのではなく、納車まで時間がかかることを見越し、十分に時間的な余裕をもたせないと、満足いく買い物ができないことにもなるので、十分に注意することをおすすめする。

2026年1月単月締め車名(通称名)別販売ランキング

1:ホンダN-BOX 1万6534台
2:スズキ・スペーシア 1万4048台
3:トヨタ・ヤリス 1万1192台
4:ダイハツ・ムーヴ 1万533台
5:ダイハツ・タント 1万263台
6:トヨタ・シエンタ 1万145台
7:日産ルークス 9328台
8:トヨタ・ライズ 9239台
9:トヨタ・カローラ 9218台
10:トヨタ・アルファード 7860台
11:トヨタ・ルーミー 7694台
12:トヨタ・ヴォクシー 7190台
13:ホンダ・フリード 7135台
14:スズキ・ハスラー 7130台
15:トヨタ・ノア 6439台
16:スズキ・ジムニー 6322台
17:日産セレナ 6263台
18:ホンダ・ヴェゼル 6028台
19:日産ノート 5714台
20:三菱デリカミニ/eK 5372台
21:トヨタ・アクア 5268台
22:ホンダ・ステップワゴン 5205台
23:スズキ・ワゴンR 4958台
24:トヨタ・ハリアー 4678台
25:スズキ・ソリオ 4456台
26:トヨタ・ランドクルーザー 4385台
27:トヨタ・クラウン 4329台
28:ダイハツ・ミラ 4256台
29:トヨタ・プリウス 4103台
30:スズキ・アルト 3838台


この記事の画像ギャラリー

小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

-

愛車
2019年式トヨタ・カローラ セダン S
趣味
乗りバス(路線バスに乗って小旅行すること)
好きな有名人
渡 哲也(団長)、石原裕次郎(課長) ※故人となりますがいまも大ファンです(西部警察の聖地巡りもひとりで楽しんでおります)

新着情報