この記事をまとめると
■自動車工場では「期間従業員」を定期的に募集している
■高待遇を受けられることが多いがややキツい仕事である場合も多い
■過酷なだけに十分な給与を支払ったり福利厚生を充実させている背景がある
自動車産業の支える根幹だけに待遇もいい
自動車メーカーの工場にある組立ラインで働く期間従業員は、頻繁に募集している。メーカーや業種によって勤務時間や待遇は異なるが、1日の実働時間は7時間から8時間弱だ。勤務時間は6時などの早朝から働き始めるシフトと、夕方の16時くらいから働き始めるシフトがある。週休2日制だ。
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日給は1万円から1万3000円くらいが多く、残業もある。1カ月に20日働き、残業も20時間前後務めると、各種の手当なども含めて月給は28〜33万円くらいになる。収入としてはまずまずだ。
さらに福利厚生も充実しており、寮に無料で入れたり、食事の手当が付いたりすることもある。そのかわり、仕事がキツイという話を聞く。流れ作業の生産ラインで、ボディに部品を装着したりするため、単純作業を繰り返す仕事も多い。
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また、最近は状況が変わりつつあるものの、体力も消耗する。知り合いの期間従業員は「体を鍛えているわけでもないのに、筋肉がしっかり付いた。風呂に入るとき、鏡の前で、思わずポーズを取った」といった。「喜んでいいのか悪いのかわからない話だけど、クルマのことはよくわかるようになる」とのことだ。
それにしても、クルマを製造している期間従業員は、自動車産業にとって不可欠の人材だ。勤務している工場は、自動車産業にとって、もっとも大切な現場になる。
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その現場の作業がキツイといわれ、敬遠されたのでは困る。そこで先に触れたとおり、十分な給与を支払ったり、福利厚生を充実させている事情もあるだろう。知り合いの期間従業員は「人手不足もあるし、なおのこと福利厚生は大切だ」と述べた。