絶対製作側にクルママニアいるじゃん! 「エヴァンゲリオン」シリーズに登場するクルマのラインアップが渋すぎる!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■「エヴァンゲリオン」シリーズには通好みの名車が多数登場する

■車種選びや設定には庵野秀明ら制作陣の強いクルマ愛や趣味が反映されている

■細かな仕様や小ネタにもこだわりが詰まっておりクルマ好きを唸らせた

「エヴァ」に息づくクルマ愛

 アニメやマンガにクルマが登場すると、それがリアルに描かれていればいるほどクルマ好きの血が騒ぐもの。当然、制作者のなかにもクルマ好きは大勢いるわけで、これまでにもさまざまなクルマが描かれ、活躍をしてきたかと。とりわけ、エヴァンゲリオンは通好みなクルマが数多く登場していることでも知られています。いくつかピックアップしてみましょう。

アルピーヌ・ルノーA310

 TVシリーズ第1話でいきなりクルマ好きを驚かせたのがA310でしょう。NERVの戦闘指揮官、葛城ミサトがさっそうと乗りこなしています。1971年に先代A110に次ぐRRスポーツモデルとしてデビュー。FRPボディや直4縦置きエンジンといった特徴を受け継ぎ、後にV6エンジンを搭載した後期モデルは、アルピーヌV6ターボ(1984)のベースとなりました。

 劇中ではフレンチブルーの車体こそ1976年のV6モデルに近いものの、ヘッドライトは初期型の特徴的な6連ヘッドライトを装備。また、右ハンドルのEV仕様となっているのもエヴァの時代背景を反映しているのでしょう。どうやら、アルピーヌのチョイスやEVという設定は、キャラクターデザインを担った貞本義行氏が関与しているらしく、彼はプライベートでもクルマやバイクを愛用しているとのこと。

 なお、ミサトは第26話でフェラーリ328GTSらしきクルマに乗っていたことも描かれています。A310といい328といい、ネルフのお給料はなにげに高いことがうかがえますね。

マツダ・コスモスポーツ

 いわずと知れた国産初のロータリーエンジン搭載モデル。デビューは1967年ですが、ネルフ管用車として描かれているのは後期モデルのようです。これまたミサトが運転しているのですが、A310は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で大破しているため、急遽乗り換えたといったところでしょうか。

 また、ネルフのCIなのか、ボディに赤いストライプが施されていますが、これはサーキットの狼モチーフかと思いきや、ウルトラマンシリーズの科特隊やMAT(Monster Attack Team)をオマージュしたものだとか。監督の庵野秀明氏が熱烈なウルトラマンのファンというのはよく知られていますね。コスモスポーツのチョイス、カラーリングも庵野氏によるものだとか。ちなみに、劇中で使われる車内電話の着信音や警報音の一部にも、MAT(円谷プロ作品)由来の音を使用するなど、庵野氏と同じ円谷好きはニヤリとしているはず。


この記事の画像ギャラリー

石橋 寛 ISHIBASHI HIROSHI

文筆業

愛車
三菱パジェロミニ/ビューエルXB12R/KTM 690SMC
趣味
DJ(DJ Bassy名義で活動中)/バイク(コースデビューしてコケまくり)
好きな有名人
マルチェロ・マストロヤンニ/ジャコ・パストリアス/岩城滉一

新着情報