何事もとにかく勉強! 狙うはシリーズチャンピオン!
ちなみに決勝はファーストドライバーを務めたこともあり、「フロントロウは眺めがいいですね。BRZはいましたが、それ以外ほぼいないので眺めがよかったです(笑)」とSUPER GTでは初となる上位スタートの思い出をぽつり。なお小山はKYOJOをはじめとしたさまざまなレースで富士スピードウェイを走っているので、経験値や相性はかなりイイ。ホームコースといっても過言ではないことから、今回の第2戦はハマった様子。
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「決勝はスタートから調子がよかった」とも語るように、小山は序盤からコースレコードを叩き出したSUBARU BRZ GT300を猛追。1車身分程度の間隔を常に保ちながら首位を走るBRZを追い続けた。その後はトップのBRZがタイヤトラブルにより戦線を離脱すると首位に浮上。ライバルが迫ってくるなか、上手く対処をしつつ2番手でピットイン。SUPER GT初参戦となるチャーリー・ブルツにバトンを繋ぎ、首位を追う展開に。
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第2戦は3時間という長丁場ということもあり、チャーリーはロングスティント担当であったが、首位を追いつつ後ろからも追われるという難しい展開ながらも、着実に仕事をこなして、最終走者の小高にシートを預けた。ただここで、ピット関連のミスなどがあったせいか、小高は10番手というポジションでレースに復帰する形に。しかしそこは若手ドライバーのなかでも注目株の一角である小高。ライバルのピットインやオーバーテイクなどにより4位まで順位を戻した。その後、3位を走る666号車がタイムに10秒加算というペナルティを受け、結果3位表彰台を獲得。666号車のタイムを約2秒上まわった。
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小山はレースを振り返って、「眺めのいい場所からスタートしたものの、今回のレースは1位を走るクルマのトラブルなどもあったので、正直言うと運や巡り合わせといった要素が多かったように感じています。自力でこのポジションないしこの上を狙えるようになりたいですね」と語る。
続けて、「次回はまた富士ですが、真夏なのでいままで以上のタイヤマネジメントをしないといけないですし、初戦と今回のレースで好成績だったので、かなりウエイトも載ってくる以上、正直キツいと思います。これに関しては、小高選手のセッティングの出し方と経験に頼ろうと思います。ただ、キツい展開はいい経験になるので、また勉強したいと思います」と残した。
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一方、その小山を牽引する小高はというと、「今回は3人ともミスなくいい走りでレースを展開できたと思っています。ただ、このペースなら正直2位は狙えましたね……。そこはまだ僕らの実力不足なところだと思います。今回の3位も666号車のペナルティの影響ですからね、満足しているかというとちょっと今回は微妙かと」と、喜びとも不満ともいえない複雑な心境であった。
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また、次回の第3戦富士に関しての課題を聞くと、小高は「レース後半の走りとピット戦略ですかね」と課題を語ってくれた。
最後に小山へ、ベタな質問であるが今後の目標を聞いてみた。すると小高も「いっちゃえよ(笑)」と、横槍を入れる形でツッコミ、小山は「やっぱり……シリーズチャンピオンですね」と宣言。
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現在総合ランキング2位につけている小山美姫。SUPER GT史上初の女性ドライバーによるシリーズチャンピオンはそう遠くない場所にあるのかもしれない。今後の活躍に注目だ。