【試乗】劇的進化ではないが確実によくなっている! ステアリング形状まで変えた「26式GRヤリス」を公道で試した (2/2ページ)

ふたつの特別なGRヤリスが登場

GRヤリスMORIZO RR」は、モリゾウ選手とともに2025年ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦を通じてつくり上げた、GR-DAT搭載の特別仕様車。

 カーボンを多用した専用エアロパーツをまとったエクステリアのなかでもひときわ目を引くのがリヤウイング。ラリー2に装備されているものをベースに、ニュル仕様よりはダウンフォースを下げたそうだが、Aero Performance packageよりも強いダウンフォースを発揮するという。

 また、4WDモードには、ベース車の「GRAVEL」モードと置き換えに、「MORIZO」モードを設定。ニュル走行時にベストセッティングだったイニシャルトルクと前後50:50の駆動力配分となっている。

 こちらは富士スピードウェイ構内でチョイ乗りさせてもらった。足まわりは減衰力特性を変えただけとのことだが、低速走行でもしなやかさがわかる。サーキットを走ることもできて、公道領域でこの乗り心地なら理想的だ。「いや、標準車もこの足でいいじゃないですか」と開発者にいったところ、「あくまでリヤウイングとのトータルで性能を出している」とのこと。

 で、このリヤウイング、1日2本しか作れないそうだ……。なるほど。だから”スペシャル”な”限定車”なのだ。販売は日本限定100台(欧州でも100台限定予定)で、近日、GR app内で抽選が行われる予定だ。

 そして、「GRヤリス Sebastien Ogier 9x World Champion Edition」は、WRC2025で通算9回目のドライバーズチャンピオンを獲得したセバスチャン・オジエ選手の偉業を記念した特別仕様車。Aero Performance packageをベースに、4WDの「SEB」モード、専用ボディカラー「グラビティブラック」などを備える。

 ラジエターグリルやステアリングスイッチにトリコロールが配されているのが印象的だ。こちらも日本100台、欧州一部地域100台の200台を販売予定。そしてGR app内での抽選となる。


この記事の画像ギャラリー

新着情報