フロントサイドウインドウとドアミラーの視界確保も超重要
これで運転視界、後方視界はスッキリ。梅雨になっても安心だ……とはいかない。前後のウインドウがクリアになっても、じつはもうひとつ、雨の日の視界を悪化させ、後方確認がしにくくなるところがある。そう、ドアミラーの鏡面と、それを見通すフロントサイドウインドウだ。そこに雨滴がびっしり付くとドアミラーによる後方確認は困難。ドアミラーの鏡面に熱線が入っていて曇りや雨滴を除去してくれる機能があっても、フロントサイドウインドウが雨滴だらけでは、ドアミラーによる後方視界はないに等しくなってしまう。
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そこで、フロントサイドウインドウの梅雨対策として有効なのが、雨に当たったとき、視界を妨げる水滴ではなく水膜になる親水性のコーティングを施すこと。サイドウインドウに付く雨滴が水滴にならず、すっきりとした横方向の視界を確保してくれるのだ(雨滴が水膜状になる)。
合わせてドアミラーの鏡面にも親水性のあるコーティングを行うといい。これで雨のなかのドアミラーによる後方確認もすっきり、くっきり、安全だ。同種のアイテムには雨水が超細かい水滴になり視界を確保してくれる超撥水タイプもあるのだが、筆者の好みは水膜になり、効果持続期間がより長い超親水性のほう。ここは各自の好みで使いわけるといい。
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コート剤を塗ったりするのが面倒……というなら、カーメイトの「ゼロワイパー フィルムタイプ サイドミラー用C204」がある。この商品群には車種専用タイプもあるのだが(あればそれを使いたい)、こちらはその車種以外の汎用タイプ。愛車のドアミラーの鏡面のサイズにカットして使うもので、フィルムを張り付けるだけで水滴が付かず、ドアミラー鏡面の視界をクリアにしてくれるというアイテムだ。効果は約3~6カ月持続するという。
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これで愛車の梅雨対策、ウインドウのクリアな視界確保は完璧、もう大雨の日も怖くない……と思うのはまだまだ早い。それがウインドウ内側だ。そこが汚れていると、湿気の多いときに曇りやすく、せっかくウインドウ外側をきれいにしても視界がまだらになったりしてクリアにならない。よって、ウインドウ内側の汚れもこのタイミングですっきりさせておこう。
使うのは専用に用意したきれいなマイクロファイバークロスと、薬局やスーパーなどで手に入る精製水や赤ちゃん用の純水(水道水を使うと残留物によって視界がクリアにならない可能性あり)、またはウインドウ内側専用のクリーナー。精製水、純水、ウインドウ内側専用クリーナーをマイクロファイバークロスに取り、それでウインドウ内側を拭き上げればいいのだが、フロントウインドウの傾斜の強いクルマ、フロントウインドウ下端が極端に遠いクルマ(現行プリウスやエスティマなど)だと、隅々まで拭き上げるは困難。
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であれば、ウインドウ内側を拭くのに最適なグリップの長さ・角度に設計されたワイパー(専用マイクロファイバークロス付き)を使うとラクラクだ。筆者が愛用しているのは、カーメイトのエクスクリア 360ワイパー フラットC190だ。ヘッドが薄く、傾斜が鋭角なフロントガラスでも奥までしっかり届く仕様になっているから使いやすい(専用クロス付き)。「エクスクリア ガラス内側クリーナーEX C116」を併用すれば、ウインドウ内側の梅雨対策も完璧になるだろう。
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というわけで、運転時に得られる情報の90%近くが視覚情報! というデータもあり、梅雨入り前にフロントウインドウおよびリヤワイパーのあるリヤウインドウの外側、内側、そしてドアミラーによる後方視界の確保としてフロントサイドウインドウとドアミラー鏡面に親水性のコーティングを施しておけば、梅雨対策は完璧に近いといっていい。もちろん、スリップ事故に直結するタイヤの溝のチェックもお忘れなく。
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最後に、普段から行いたいワイパーについてのケアがある。それは、筆者自身も行っている、クルマで出発する前のフロントウインドウ、リヤワイパー付きリヤウインドウのクリーニングと、ワイパーゴムとガラスが接しているところの汚れ、ゴミのクリーニングだ。出発前ウインドウクリーニングをせずに走り出し、途中で雨に見舞われてワイパーを作動させると、ホコリ、砂、鳥の糞などの汚れをワイパーが引きずることになる。視界が悪化するとともに、ワイパーゴム、ガラスの両面にキズを付けてしまう可能性もあるからやばい。これは梅雨時に限らず実施してほしい日々のウインドウ&ワイパーケアである。