この記事をまとめると
■2025年11月に中古車を奪って事故を起こして死者が出る事件が起きた
■スマートキーが普及したため鍵の管理が雑でも開けたり動かせる欠点がある
■保管する際は金庫で保管するなどより厳重な管理が今後は求められる
今と昔で変わった中古車の管理方法
昨年11月に発生した、中古車ディーラーの展示車に男が勝手に乗り込み暴走し、歩行者を次々と跳ね飛ばすという痛ましい事故。このときの車両は、展示場内で移動させるためにたまたまキーを車内に置いていた状態だったと報道されていたが、こういった多くの展示車両を抱える中古車店などは普段、どのようにキーを管理しているのだろうか。
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キーの管理については店舗や規模によっても異なるので、すべてがそうとはいい切れないが、基本的に中古車店の店頭に並べられている車両は通常、施錠されているのが一般的で、中古車を見たいという来客があったときにキーをもって開錠し、車両を見てもらうことがほとんど。
昔はキーを挿して回さないとエンジンをかけることができなかったが、近年のクルマの多くはスマートキー化が進んでいるため、車内にキーがあればボタンを押すだけでエンジンをかけることができるようになっているので、車内にキーを放置するリスクはより高まっているといえるからだ。
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ただスマートキー化は中古車店側からするとデメリットばかりではなく、たとえば在庫車のキーがまとめて入れられているキーボックスなどいちいち目的の車種のキーを探し出さなくても、キーボックスごともって車両に近づいて開錠ボタンを押せば簡単にドアを開けることができ、そのままキーボックスごと乗り込めばエンジンをかけることもできるというのはありがたい部分となっている。
しかし中古車のなかには当然、スマートキーの電池が劣化しているものもあるので、そういった場合は昔ながらのキーに付けられたタグに書かれた車両情報を見ながら、目的のキーを探すことになってしまうのはご愛嬌だろう。
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なお、在庫車のキーが大量に入っているキーボックスは万が一に備えて施錠ができる、金庫のような場所にキチンと保管されていることが基本だが、今回の事件を受けてより管理が厳重になることは間違いない。
過去にもディーラーに夜間に窃盗犯が忍び込み、金庫をこじ開けてキーを取り出して展示車両を盗むという事件もあったため、しっかり保管していても絶対に安心というワケではないのだが、このような痛ましい事件が起きないように対策することは、今後必須といえる時代となってしまったのである。