豪華さもスペックも超弩級
それでも、6リッターV12ツインターボ(M279)は630馬力/5000 rpm を発揮するばかりか、最大トルク1000Nm/2300-4300rpmと大型トレーラー並み! この強大なトルクを受け止めるために、高耐久の7速AT「AMG SPEEDSHIFT PLUS 7G-TRONIC」が組み合わされ、どちらかといえば抑え目の制御がなされているのだとか。
3.3トンのクルマが0-100km/hを5.3秒と聞けば、その破格さもイメージしやすいかと。また、スペシャルGクラスではお馴染みのポータルアクセルも装備して、最低地上高のアップ、悪路走破性の向上も果たしているところも見逃せません。なにしろ、Gクラスの太客は砂漠でぶっ飛ばすのが大好きですからね。

さて、ホイールベースを延長したことで、リヤシートの快適性に加え、リヤデッキの面積も拡大しています。このオープンスペースこそランドレーの所以となっているわけですが、電動ソフトトップやハンドルバーが装備され、パレードでの使用も十分可能となっています。
インテリアもマイバッハ仕様ということで、ブラバスやキャラットといった並み居るカスタムファクトリー顔負けのリッチ&ゴージャス。キルティングやコンビレザー、あるいは各席に用意されたモニターなど、マイバッハ・リムジンと同等の豪華さがもたらされています。
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そんなメルセデス・マイバッハG650ランドレーですが、例によって限定生産とされ、99台のみがロールアウト。当然、中古市場に出てくることはまれですが、つい先ごろドバイからオークションへの出品がありました。落札価格は約80万ドル(約1億3000万円)と、新車価格50万ユーロ(約6000万円)を大いに上まわっています。さらに、99台のほとんどがスペシャルオーダー仕上げだったこともあり、仕様によっては1億5000万円以上の値がつくことも珍しくありません。
限定モデルとはいえ、プライスボードの勝負でいえば、カリナンやベンテイガをぶっちぎり。マイバッハの面目を見事に施したといえるのではないでしょうか。