ホンダNSXが再び世界を震撼させる! ピニンファリーナとイタルデザインによるレストモッド2台が激アツすぎる!! (2/2ページ)

もう1台は2代目ベースに初代をオマージュ

 もう一方のイタルデザインによる「NSXトリビュート」も、じつに魅力的なフィニッシュを見せるモデルだ。2018年には日産と「GT-R50」を共同開発し、それに約100万ユーロのプライスを設定して販売することに成功したイタルデザイン。今回のNSXトリビュートのコンセプトについてはすでに触れているとおりだが、そのデザインにはやはりイタルデザインの作に独特な個性と先進性が満ち溢れている。

 ミラノ・デザイン・ウイークに先立って、1月に開催された東京オートサロンでも披露されたNSXトリビュートのボディーは、ホンダのファンには特別なカラーともいえるチャンピオンシップホワイトでペイントされたもので、それに2代目NSXでは使用されることがなかったレッドのホンダ・エンブレムを採用するなど、きわめて趣味性の強いカラーコンビネーションを見せるものだった。ルーフ後端には新たにエアインテークが組み合わされるが、これは初代NSXのホモロゲーションモデル、「R-GT」を彷彿させるもの。リヤウイングも同様に初代モデルのイメージを再現したものとなっている。

 NSXトリビュートは、イタルデザインの社内に組織される「アウトモビリ・スペチアリ」部門によってごく少数が生産される計画だ。ベース車はカスタマー自身が持ち込んだモデル、そして右ハンドル仕様のみに限られる。ミッドに搭載される3.5リッター V型6気筒ツインターボエンジン、そしてフロントアクスルに2基、エンジンと9速DCT間に1基が配置されるエレクトリックモーターのスペックには大きな変更はない見込み。

 ホイールとタイヤは横浜ゴムとのコラボレーションによって、フロントに19インチ、リヤに20インチの、それぞれ「Advan Racing GT」、「Advan Neova AD09」が選択されている。注目の価格は103万2000ユーロ(約1億6409万円)から。もちろんインテリアなどはカスタマーの希望でどのような仕様にもそれをカスタマイズすることが可能だという。時をほぼ同じくしてデビューを飾った、イタリアン・カロッツェリアの手による2台のNSX。それに注がれる視線は熱い。


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山崎元裕 YAMAZAKI MOTOHIRO

AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員 /WCOTY(世界カーオブザイヤー)選考委員/ボッシュ・CDR(クラッシュ・データー・リトリーバル)

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