レースならではの繊細さを感じた
このようにラリー競技との違いを感じながらも、レース競技に対応する鎌田選手は、富士24時間レース参戦に対して「ラリーとはタイヤの使い方がまったく違うんですけど、そういった経験ができるのは、ドライバーとしてすごくいいことだと思います。レースに限らず、いろんなカテゴリーに出場することはプラスになりますからね。それに山内英輝選手、井口卓人選手などプロのレーシングドライバーと同じチームで出場することも勉強になります。たとえばブレーキの踏み方ひとつでも、彼らはシビアに考えていて、今までの僕なら素通りしていたような小さなことでも、彼らは常に考えているので気づきになります」と語る。
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こうして3年ぶりに富士24時間レースに参戦した鎌田選手は、チームメイトやメカニックのサポートもあって、61号車「ハイパフォX2」で順調なドライビングを披露し、無事に完走を果たした。
ナイトセッションおよび早朝のセッションでドライビングを担当した鎌田選手は「3年ぶりの参戦でしたが、チームの成長も凄かったし、クルマも素晴らしい仕上がりでした。スバルらしく、量産車に活かせる技術が入っていたんですけど、当初はその部分に苦労しました。簡単にいってしまえば、ドライバーがテクニックを使って走るのではなく、クルマに任せたほうがタイムは出る……といった感じで、その部分に驚かされました」と語る。
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さらに「ひとつのコーナーの限界スピードを高めるということについては、レースのほうが細かくやっています。ラリーとはまったく違いますが、タイヤの使い方やクルマの動かし方が勉強になりました。ドライビングスキルや考え方などを学べましたので、プラスになりました」と語っているだけに、今後はラリー競技においても鎌田選手の動向に注目したいものだ。