この記事をまとめると
■DTM開幕戦がオーストリア・レッドブルリンクで開催された
■サポートレースでは日本人の中村紀庵・ベルタ選手がポール・トゥ・ウィンを達成
■ピレリ新タイヤや環境への取り組みなど欧州モータースポーツ最前線も体感
DTMの開幕戦取材のためにいざレッドブルリンクへ
イタリアのイモラでWEC(世界耐久選手権)の取材を終えて、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の開幕戦の行われるオーストリアのレッドブルリンクへやってきました! レッドブルリンクに来るのは3年ぶりで、なんだかちょっと新鮮に感じます。
レッドブルリンクの入口画像はこちら
素晴らしい晴天に恵まれた開幕戦。数多くのファンの方々が早朝から詰め掛けました。DTMといえば、BMW E30 M3やメルセデスAMGの190E Evo2、オペル・カリブラなどの時代を思い浮かばれる方もいらっしゃるでしょうね。時代の移り変わりとともに車両は変わり、現在はGTカーの世界基準となるGT3マシンでの開催となっているもののレースフォーマットは変わらず、ドライバー交代なしのスプリントレースです。
日本でいうところのJAFのような機関であるADAC(ドイツ自動車連盟)の主催するレースとあり、ADACの会員の方は10%引きでDTMのチケットを購入できるうえ、パドックのイベントエリアにあるADACコーナーでは会員証を見せるとコーヒーも無料で飲むことができるというお得な特典もあります。
このDTMのレースウィークのサポートレースにはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権が開催されています。そこには佐野雄城選手と中村紀庵・ベルタ選手の2名の日本人ドライバーが出場しているのです。30台もの出場者数を誇り、将来F1や世界を代表するトップカテゴリーで活躍するプロドライバーを目指して奮闘するレースです。ちなみにサポートレースのパドックは、ピットからかなり離れたところにあるのでダイエットに最適です(笑)。
フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権のピットロード画像はこちら
トヨタの育成ドライバーの佐野選手は現在フランスでひとり暮らしを始めたばかりとあり、トレーニングやレースの合間に慣れない家事も楽しんで頑張っている様子をお話ししてくださいました。
イギリス生まれの中村選手はお母さまが日本人でお父様がスロバキア人で、千葉県で幼少期を過ごし、一家でイギリスへ移住。現在はF1のウィリアムズの育成ドライバーです。日本にゆかりのあるふたりとも将来を有望視されている実力派!
フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権で優勝した中村選手画像はこちら
このフォーミュラ・リージョナルにはほかにもメルセデス、アルピーヌ、アストン・マーティンといったF1チーム育成ドライバーも参戦する激戦区です。若きドライバー全員が夢に向かって一生懸命でキラキラと眩しくて心から応援したくなりました。中村選手が土曜日のレースで見事、ポール・トゥ・ウィンを獲得し、非常に幸先のよいシーズンスタートとなりました。