「愛車で北海道をドライブしてみたい」人は参考に! 全国各地から「全日本ジムカーナ」の北海道ラウンドに参戦する選手に移動方法と費用を聞いてみた (2/2ページ)

九州から北海道を目指すドライバーも

 このように全日本ドライバーの多くが過酷なロングドライブを行っているが、その一方で、西日本エリアに拠点を置くドライバーは、最寄りのターミナルから長距離フェリーを活用している。

 たとえば38号車「WmOrcMtDLロードスター」でPN2クラスに参戦した中田 匠選手は広島県に拠点を置くドライバーで「広島から舞鶴まで自走しました。距離にして400kmくらい、時間にして5時間くらいで到着できるし、小樽に着いてからも砂川まで2時間ぐらいで到着できますからね。舞鶴から小樽までのフェリーは18時間くらいかかりますし、フェリー代も往復で6万円弱くらいかかりますが、フェリーのなかでのんびりできるので体力的にはラクです」とのこと。

 さらに2号車「ADVAN徳工短ボミープリウス」でPE1クラスに参戦する鎌田 孝選手も拠点となる徳島県からフェリーを活用したようで、「徳島から神戸を経由して舞鶴まで自走しました。距離にして240km、時間にして3時間くらいのドライブです。舞鶴から苫小牧までフェリーで20時間ぐらいかかるし、フェリー代も往復で9万円ぐらいかかるんですけど、それが一番ラクなルートだと思います」と語る。

 そのほか、22号車「WM・DL・ATS・西川・RF」でPNATクラスに挑む黒水泰峻選手も拠点となる福岡県から長距離フェリーを活用したドライバーで、「福岡から北海道へ直行するフェリーがないので、新門司から名古屋へフェリーでクルマを運んで、名古屋から苫小牧へクルマを輸送。僕自身は福岡空港から新千歳空港まで飛行機で移動しました」と語る。

 気になるコストに関しては「クルマをフェリーで運ぶ金額が往復で12万円くらい、飛行機はLCCで2万円くらいなので、だいたい15万円くらいかかりました」とのことだ。

 こうしてコストがかかるものの、体力的にはラクなルートを採用したことで、黒水選手がPNATクラス、中田選手がPN2クラスで勝利を獲得。

 さらにコストをかけてもなお、北海道ラウンドには魅力があるようで、「九州からすれば食文化も違うし、コースも特殊で面白い。魅力のある1戦ですね」と黒水選手が語れば、中田選手も「砂川は唯一無二のコースで好きですし、一般道も本州とは違う雰囲気や特有の景色があっていいですよね。それに食べ物も美味しいので楽しみな大会のひとつです。お金がかかるけれど、それに勝る魅力があります」と語る。

 以上、簡単に全日本ドライバーの移動ルートを紹介したが、北海道でのドライブは本州にはない魅力があるだけに、読者諸兄もコストと時間に応じたプランで、マイカードライブを楽しんでみてはいかがだろうか?


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廣本 泉 HIROMOTO IZUMI

JMS(日本モータースポーツ記者会)会員

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