WEC取材でベルギーのスパ・フランコルシャンへ! 名物コーナー「オゥ・ルージュ」の由来にもなった赤い川は……期待するとガッカリするかも 【みどり独乙通信】 (2/2ページ)

レースだけではないWECスパ・フランコルシャンの見どころ

 メディアセンターから見えていてとても気になっていたクレーンから吊るされていた箱! 昨年にはなかったアトラクションなので、早速セッションの後に行ってみました。サーキットに来場している人は誰でも無料で乗れるらしく、私もちゃっかり列に。高所恐怖症ではありませんが、ちょっとソワソワしてしいまいました。

 翌朝レース決勝日には空いている時間に観覧車にも載りました。こちらも無料! 美しい景色や名物コーナーのオゥ・ルージュを上空から観てうっとり。おひとりさまでも恥ずかしくありません(笑)。

 昨年からサーキット内のあちこちにスパのオフィシャルショップが店舗を構えるようになったので、見やすくて便利になりました。一番気になっている新商品は、オゥ・ルージュの水筒! スパのもっとも有名な名物コーナー名がプリントされているのですが、価格は約30ユーロ(約5600円)とかなり強気のお値段で、買う気が一気に萎えましたが……。

 オゥ・ルージュとは「赤い水」という意味ですが、じつはこの名物コーナーの下には小さな川が流れていて、この川の水が鉄分を多く含んで赤っぽく見えることからこのコーナー名が付いたそうです。毎回スパに行くたびにこのオゥ・ルージュの横を通るのですが、赤というよりは茶色く濁っていてお世辞にもキレイなお水とはいい難いのです。

 昨年のル・マン24時間レースに、トヨタが遠くはるばる日本から水素バス(燃料電池バス)をもってきて、ル・マン市内を走らせている姿を見かけたときは度肝を抜かれたのですが、今回はこのバスがVIP走行の時間にオゥ・ルージュのあの急高配を満員のお客さんを乗せて登っているではありませんか!?

 イベントエリアにはそのバスも展示されていました。大きな燃料電池と大勢のお客さんを乗せたバスが、急勾配の坂を登る際のドライブフィーリングをドライバーさんに聞いてみたかったのですが、ご不在でした。

 ハイパーカークラスではプジョーが初のポールポジションという快挙です。ちょっと出遅れてオゥ・ルージュまで行く時間がなく、1コーナーのラ・ソースでスタートを撮影し、コースサイドのアウト側を少しずつ撮影しながら歩いて移動します。

 スパはアップダウンが激しくて、重いカメラをもっての移動はキツい! 膝と腰に来ます(笑)。優勝はまったく予想外のBMWがワンツーフィニッシュ。ハイパーカーに参戦して初の優勝でした。

 宿に戻ると、同じくサーキットに行っていたという宿泊者のフランス人の青年と駐車場で遭遇。BMWのファンだという彼は大興奮でその初優勝の喜びを語ってくれたのが微笑ましかったです(笑)。


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