この記事をまとめると ■BMW が「ノイエ・クラッセ」第1弾となる次世代BEV「新型iX3」を日本発売
■最大904kmの航続距離や最新SDV技術など最先端の性能を備える
■サッカー日本代表の中村敬斗選手がBMWブランド・フレンドに就任した
BMWのEV戦略を背負う勝負の一台 7月22日(水)、東京・麻布台ヒルズにあるBMWブランド・ストア「FREUDE by BMW」において「THE NEW BMW iX3 Press Conference」が開催された。この場において、2025年秋のジャパンモビリティショーで日本初公開されて以来、大きな注目を集めてきた新型iX3がついに日本市場でのローンチを迎えた。
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BMWはいま、創業以来最大とも言える変革期にある。次世代コンセプト「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」は単なるEVシフトではなく、バッテリー、ソフトウェア、デザイン、ドライビング体験のすべてを新世代のアーキテクチャで再構築するという、BMWにとっての「第2の創業」ともいうべきプロジェクトだ。
新型iX3はそのノイエ・クラッセ第1弾として世界に送り出されたモデルで、2026年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」と「ワールド・エレクトリック・ビークル」をダブル受賞するなど、国際的な自動車ジャーナリストからも高い評価を集めており、待望の日本上陸がついに実現。発表会の冒頭にてBMWジャパンの上野金太郎社長は、「BMWならではの駆けぬける歓びを、これからの時代にふさわしい形でお届けするモデルになると確信している」と自信をのぞかせた。
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スペックから見ていこう。日本向けグレードは「iX3 50 xDrive」と「iX3 50 xDrive M Sport」の2種類で、いずれも前後輪にモーターを備える4WDモデルだ。第6世代BMW eDriveテクノロジーを採用し、システム最高出力470馬力・最大トルク645Nmを発生。0-100km/h加速4.9秒、最高速度210km/hというパフォーマンスを実現しながら、一充電走行距離はWLTCモードで904kmという航続性能を両立している(iX3 50 xDriveの数値。iX3 50 xDrive M Sportは845km)。これは現時点で日本で販売されているBEVとして最長の数値となる。
エネルギーの核となるのは、円筒型バッテリー・セルを採用した新開発の高電圧バッテリーで、使用可能容量108kWh。800Vアーキテクチャを採用したことで最大400kWの急速充電に対応し、充電時間の短縮も大幅に実現している。双方向充電(V2H)にも対応しており、クルマをモバイル蓄電池として活用できる点も現代的なライフスタイルとの親和性を高めている。
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新型iX3の技術的な核心となるのは、「BMW Heart of Joy」だ。ドライビング・ダイナミクス、自動運転、インフォテインメント、コンフォート向上という4つの「スーパーブレイン」を備えたSDV(ソフトウェア・ディファインド・ヴィークル)の中枢であり、従来比10倍の演算能力でEV特有の不自然な挙動を抑制し、BMWらしいドライビングフィールを電動時代に再現するという。
コクピットでは「BMWパノラミックiDrive」が乗員を包む。センター・ディスプレイ、BMWパノラミック・ビジョンなど4つの操作エレメントが統合され、フロントガラスの幅いっぱいに広がるパノラミック・ビジョンは全幅110cmに及び、ドライバーだけでなく助手席からも情報を共有できる。BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントはミラーへ向かう視線の動きを検知して車線変更支援を行うほか、タッチと音声による直感的な操作を可能にしている。
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