よくある「県境に立った」の国際版を体験! ドイツ・フランス・ルクセンブルクの3カ国の集合地点とは【みどり独乙通信】 (2/2ページ)

3カ国を自由に行き来できる街

 どしゃ降りのなかで3カ国の集まる場所をなんとか探し出すと、そこになった石碑にはドイツを示す「D」とフランスの「F」が記載されていました。ルクセンブルクの「L」は残念ながら記載されておらず、その代わりに「5」が? 住宅地を通る国道の途中でドイツからフランスになり、お隣さんながら国が違うという状況を目の当たりにしてフシギな感覚になります。

 せっかくなので、この3国のなかで一番ガソリンが安いルクセンブルクにもう一度戻り、満タンで給油することにしました。ルクセンブルクは国民の平均所得が世界一の国で、物価がとても高いのですが、ガソリンはヨーロッパ諸国のなかでも安いほうなのでとても助かります。

 また、友人によるとルクセンブルクはほかにもコーヒー豆やタバコ、お酒が安いとのこと。ですからガソリンスタンドにはとんでもない量のコーヒー豆が山積みになり、ひときわ大きなお酒売り場、レジ裏にはタバコの大量パックが並び、ドイツの一般的なガソリンスタンドとは大きく雰囲気が異なります。コーヒー豆はさほどお安いとは感じず、給油のみして隣接するスーパーマーケットへ。

 全般的な物価は高いものの、品物によっては他のヨーロッパ諸国とあまり変わらないものもある様子でちょっと安心しました。道中のお昼で食べる半額のシールがついたサラダやデザートを購入(笑)。半額でもそこそこお高いのがルクセンブルクです。

 フランスでもスーパーマーケットへ寄って、いつもフランスで購入するおいしいマドレーヌやドイツでなかなか見かけないトリフのお塩を発見して購入するなど、楽しい観光というよりは日常の買い物をして3カ国を跨いだという感じになりました(笑)。

 相変わらずのどしゃ降りでしたが、モーゼルワインの産地であるモーゼル川沿いの美しいワイン畑を抜けてニュルへ向かいました。

 ニュルへ向かう道中ではドイツだと思ったら、再びルクセンブルクに入国をするということが何度もあり、途中からいまどこの国にいるのかわからなくなってしまいましたが、今度は晴れた日にワインの収穫時期の紅葉の季節にゆっくりと走ってみたいステキなドライブコースでした。


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