価格もフルサイズ級の約2000万円から
インテリアは「デジタルステージ」と呼ばれる最新コクピットを採用。メーターパネル、センターディスプレイ、助手席ディスプレイの3画面が一体となったレイアウトを採用し、間接照明を巧みに使った空間が特徴だ。
アウディQ9のインテリア画像はこちら
さらに、22スピーカーのBang & Olufsen製オーディオや大型パノラミックルーフ、マッサージ機能付きシートなど、まさにフラッグシップにふさわしい装備が惜しみなく投入されている。
そしてQ9には、市場によって複数のパワートレインが用意される。
北米仕様のQ9には、最高出力429馬力を発揮する2.9リッターV6ターボエンジンを搭載。一方、スポーツモデルとなるSQ9には、591馬力を発揮する4リッターV8ツインターボエンジンを採用し、0-60mph加速は3.8秒というスーパーカー顔負けの性能を誇る。駆動方式はもちろんクアトロで、アダプティブエアサスペンションや四輪操舵システムも組み合わせられる。さらに、市場によってはV6ディーゼルもラインアップされ、用途に応じた選択が可能となる。
アウディQ9のV6ドライブトレインの透視イラスト画像はこちら
Q9は当然ながら価格もフラッグシップ級だ。ドイツではエントリーモデルとなるTDI 220kWが約10万8400ユーロ(約2000万円)からとされており、BMW X7やメルセデス・ベンツGLS、レンジローバーと真っ向から勝負する価格帯となる。販売は2026年後半から開始される予定だ。
これまでアウディはQ7やQ8によってプレミアムSUV市場を築いてきたが、BMW X7やメルセデス・ベンツGLSたちと真っ向勝負できるモデルはなかった。その意味においてQ9は、単なる新型SUVではない。ブランドに欠けていた最後のピースを埋める存在なのである。
アウディQ9の真正面フロントスタイリング画像はこちら
近年はセダンからSUVへ乗り換える富裕層が世界的に増えている。ショーファーカーとしても、ロングツーリングカーとしても、そして家族を乗せるラグジュアリーSUVとしても使えるQ9は、そうしたユーザーのニーズに応えるために生まれたモデルだ。
Q7では物足りない。しかし、Q8のようなクーペSUVでは実用性が足りない。そんなユーザーのために用意されたのがQ9だ。アウディはこのこのQ9によって、ついにライバル各社と肩を並べるフルラインアップを完成させたのだ。