アジア諸国で販売好調な国も
中東諸国(サウジアラビア、UAEなど):豊富な資金と低価格なガソリン
中東の湾岸諸国では、昔日の日本のようにアメ車がステータスシンボルとなっている模様。また、街からちょっと外れたら砂漠が広がるわけですから、タフなSUVがウケるのも納得です。
しかも、売るほど石油が湧いてる国々ですから、大排気量エンジンのデメリットである「燃費の悪さ」を気にする必要がありません。そして、豊かな経済基盤ゆえ、自動車税などの維持費のハードルも低いのです。
中東ではフルサイズSUVが人気画像はこちら
日本ではもてあますようなサイズは、むしろラグジュアリーに映るようで、富裕層はこぞってエスカレードやナビゲーターといったフルサイズ&ハイパワーモデルを手に入れるのだとか。
中国:「ビュイック」や「テスラ」が独自の地位を確立
意外かもしれませんが、世界最大の自動車市場である中国でもアメ車は強い存在感を放っています。広大な国土ゆえにサイズは問題とならず、また続々と富裕層が生まれているとなれば、アメリカ本土並みの人気も頷けます。
面白いのは、GMのビュイックが中国の近代化の過程で「高級官僚や成功者が乗るクルマ」としてのブランドイメージを確立したこと。マーケティング戦略が奏功したわけですが、驚くことにアメリカ本土より販売台数が多いとされています。
中国市場で人気のビュイックGL8画像はこちら
また、EVメーカーが乱立する中国にあって、テスラが強いことも特徴。メキシコと同じく、上海に大規模な工場を構えているため、手に入れやすいことがプラスとなっており、アメリカへの憧れも手伝ってか、EV市場で常にトップ争いをするほどの超人気ブランドとなっています。