この記事をまとめると
■ガイキンド国際オートショー2026が2026年7月30日から8月9日に開催
■トヨタブースにはハイラックスの商用向けとなるダブルキャブ仕様が展示されていた
■アメリカなどでも日本で販売されていないモデルの商用仕様が展示されることがある
海外ショーの楽しみは質素な商用モデル!
インドネシアにおいて、タイや日本と同じ現行トヨタ・ハイラックスがデビューしたのは2026年6月29日であった。新型登場からそれほど日が経っていないタイミングで、GIIAS(ガイキンド国際オートショー)2026が開催(会期は2026年7月30日から8月9日)されたのだが、会場内には複数の新型ハイラックスが展示されていた。インドネシアではディーゼルエンジンを搭載するシングルキャブ、ダブルキャブ、そしてBEVがラインアップされている。
開幕前日となる2026年7月29日はメディア向け先行公開日となるプレスデーであったが、このときはダブルキャブとBEVが展示されていた。ところが翌7月30日に会場を訪れると、シングルキャブが新たに展示されていた。
トヨタ・ハイラックス(シングルキャブ仕様)画像はこちら
シングルキャブは無塗装黒バンパーではないものの、スチールホイールむき出しのはたらくクルマ仕様のみの設定となっている(価格は4億1680万ルピア/約372万円)。ボディカラーはホワイトのほか、黒、グレー系の計4色。ビニールレザーのシートに、床もカーペットではなくゴムとなっていた。インパネまわりも質素そのものであり、はたらくクルマを愛する筆者のまさに大好物仕様であった。
トヨタ・ハイラックス(シングルキャブ仕様)の車内画像はこちら
以前、アメリカ・ニューヨーク市内で開催されるニューヨーク国際オートショー会場内に、先代トヨタ・タンドラ(フルサイズピックアップトラック)のワーク仕様が展示されていた。アメリカではピックアップトラックのパーソナルユースが多いなか、いわゆる業務用ともいえる質素な仕様が用意されることがある。パーソナル仕様ならばメッキ加飾などで豪華となるフロントグリルも無塗装黒でバンパーも黒、車内はビニールレザーシートに床材はゴムという、GIIAS2026でのハイラックス・ピックアップとほぼ同じ仕様となっていた。
トヨタ・タンドラ(3代目/SR5)画像はこちら
周囲に人もいなかったので、ウハウハいいながら撮影やチェックをしていると、知らない間にセキュリティスタッフに囲まれていた。日本人だと告げると、「トヨタはお前の国のメーカーだよな? それなのになぜそんなに熱心に見ているんだ?」と聞かれたので、「タンドラはアメリカ生産モデルで日本では販売されていない」と伝えると、「それはわかったけど……」と、納得したところもあるが疑問も残っている様子だったので、「こういう質素な商用仕様車が大好きなんだ」というようなことを伝えると、半分呆れ顔でその場を去っていったことがあった。
トヨタ・タンドラ(3代目/SR5)の車内画像はこちら
今回もひととおりの筆者の業務を終えたあと、再びハイラックス・シングルキャブの展示車のところへ向かった。よほど筆者と共通のマニアでもいない限りは展示車に近寄る人はほとんどいない。今回は警備員にも呼び止められることもなく、思う存分に展示車をチェックして至福の時間を過ごすことができた。
明日も楽しもうと思い翌日会場へ行くと、筆者が探した限りではシングルキャブの展示車を見つけることができなかった。たった1日だけの展示、これは何を意味するのだろうか?
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年間を通じておもに東南アジアを中心に、世界の自動車ショーをフラフラしているのだが、どこへ行っても今回のようにお気に入りの展示車(おもに業務用トラックや路線バス、タクシーやタクシーベース車)を決め、業務が完了したらそのお気に入り展示車で至福の時間を過ごすのが筆者のルーティンとなっている。