とにかく6位以内に駆け込め! 決勝への切符を賭けた大激戦へ
午前の第1ヒートでパイロンタッチやミスコースなどが目立っただけに、午後はより慎重に走るチームが多く見られた。しかし、やはり「せめて入賞(6位以上)はしなければ!」という緊張からか、ミスコースこそほとんど見られなくなったものの、やはり最短距離を攻めたいが故に、パイロンタッチが目立つ展開に。一方で、第1ヒートで自信をつけたのか、よりアグレッシブに走るクルマも少なくなかった。
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このなかでもとくに目立った活躍を見せたのが、昨年の女子クラスのチャンピオンで今年はFORMULA GYMKHANAクラスに参戦している、兵庫県立大学の瓜本琴葉さん。多くのドライバーが午後は午前の第1ヒートよりもタイムを上げてきていたのだが、速いドライバーでもほとんどはベストタイムが1分1〜2秒程度。しかし竹山さんは午後の第2ヒートでなんと59秒409という異次元のタイムを記録。これには他校からも歓声があがったほど。
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「昨年は女子チャンピオンを獲得したので、今年は両クラスでチャンピオンを取りたいです!」と意気込んでいた兵庫県立大学にとって大きな成果だ。
なお、第2ヒートでは「優勝」よりもとにかく決勝戦へのボーダーである「6位入賞」を目指す学校が増えていた。目先の勝敗よりもとにかく全国大会の決勝の場への進出が第一優先と考えたらそれも納得だ。実況でも、1位や2位を目指す戦いよりも、「6位はどこになるか!?」という発言が多く聞かれた。
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ちなみに、Cドライバー(最終走者)が残り数校となったところで突如雨が降り出し、路面コンディションが一気に変化するハプニングも発生。後半出走のチームには大きなハンデとなってしまった。奥伊吹モーターパークは冬季はスキー場になるほどの山間部なので、天気が読めない点も、このコースの特徴だ。
さて、このような熾烈な争いが繰り広げられたフォーミュラジムカーナ Rd.3奥伊吹モーターパーク。「FORMULA GYMKHANAクラス」で全国大会への切符を手に入れた学校は以下の6校となった。
1位 兵庫県立大学:3分4秒707
2位 近畿大学:3分08秒227
3位 神戸大学:3分8秒599
4位 大阪大学:3分8秒878
5位 広島大学:3分10秒832
6位 早稲田大学:3分11秒897
女子自動車部員が参加する、「FORMULA GYMKHANA 女子クラス」は以下のような結果だ。
1位:竹山 凜さん(兵庫県立大学)
2位:鴛海千穂さん(早稲田大学)
このように、兵庫県立大学が圧倒的タイム差で他校を圧倒したほか、両クラス制覇を狙う同じく兵庫県立大学の竹山 凛さんが女子クラスの決勝へ駒を進めたことにより、同校は目標の実現に大きく近づいた結果となった。なお、女子クラスは当初6名が参加予定だったのだが、今回は2名の出場となったことで両名ともに決勝戦への進出が決まった。
「FORMULA GYMKHANAクラス」を制した兵庫県立大学は、「今回の結果を残せたのは部員たちの協力があったからこそです。決勝戦では優勝目指して頑張ります」と、感想と次回への意気込みを述べた。また、兵庫県立大学の瓜本琴葉さんは全体ベストタイムも記録している。これに関しては、「練習日と違ってドライで走れたことがよかったです。それと、ユウ選手(全日本ジムカーナ出場選手)のアドバイスを参考に、それを形にできたこともプラスに働きました。決勝では優勝目指して頑張ります」と語った。
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「FORMULA GYMKHANA 女子クラス」を制した竹山さんは「天候に左右されない再現性の高い走りができたと思っています。ただ、まだまだ私自身、進化の余地があると思っています。決勝までにもっと腕を磨いて、本番に挑みたいと思います。応援よろしくお願いします!」と感想を述べた。
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目まぐるしく順位が入れ替わる激戦が繰り広げられたフォーミュラジムカーナ最終予選、Rd.3 奥伊吹モーターパークは、以上のような結果で幕を閉じた。
そしてこのRd.3にて、2026年度のフォーミュラジムカーナにおける栄光の決勝ラウンドへの切符を手にした上位18校と女子選手たちが決定したことになる。
11月7日(土)〜8日(日)に富士スピードウェイで開催される決勝戦では、どの学校が頂点に輝くのか? 現役生はもちろん、OBや学校関係者たちも目が離せないことだろう。